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2005 Fiscal Year Annual Research Report

日本・アジア・アフリカの学校の連携による自然環境教育に関する研究

Research Project

Project/Area Number 16611008
Research InstitutionOKAYAMA UNIVERSITY

Principal Investigator

喜多 雅一  岡山大学, 教育学部, 教授 (20177827)

Keywords自然環境教育教材の開発 / フィリピンの高校での授業実践 / カンボジアの高校での授業実践 / 土壌の腐植による還元力 / 土壌の微生物による分解力 / 河川の自浄作用 / 表面張力の低下を用いる洗剤量の定量 / 繊維の特性を用いた無電荷化合物の定量法
Research Abstract

授業実践に関しては,フィリピンのカタンドワネス島の国立カタドワネス高校で愛媛県大洲市立大洲北中学校教諭が環境水に関する授業をフィリピンの高校生に行った。これをカタドワネス高校の教員たちが授業参観を行った。また同様に鳴門教育大学の学部生が土を題材に授業を行った。フィリピンのビコール州立大学と交流も行った。これを論文にまとめた。
また,カンボジア国立教育大学附属高校でカンボジアの高校生に愛媛県大洲市立大洲北中学校教諭が洗剤に関する授業と徳島県阿南市立阿南題意に中学校の教諭がアミノ酸しょうゆに関する授業を行った。カンボジア国立教育大学の教員との交流も行った。これを論文にまとめた。
ガーナならびに南アフリカでも自然環境教育に関する情報交換を中心に交流を行っているが,日本人の教員を連れて授業実践をするところまでいっていない。18年度に別途予算を組み,計画をしている。
教材開発に関しては,環境教育の日本における取り扱いの変遷に関して調査研究を行い,「化学と教育」誌に投稿し掲載された。河川を題材とした教材開発(銅鉱山あとに関するものと微生物群溶液に関する)に関しても論文も2編投稿し,1つは掲載,1つは現在審査中である。また,土壌を題材とした研究(腐植の還元力,土壌溶液中の微生物量,土壌を校正する金属の定量)に関しては3つの論文を投稿し,現在審査中である。環境水の分析法(表面張力を利用したものと,繊維を利用したもの)に関した教材開発に関しても2つ論文を投稿中である。以上のように多数の成果が得られた。
交流プログラムに関しても現在これらの実践と教材開発を協同で今後も行えるものを検討中である。

  • Research Products

    (4 results)

All 2005

All Journal Article (4 results)

  • [Journal Article] 銅鉱山跡に隣接する河川の自浄作用に関する調査研究-徳島県吉野川美座との河川を事例として-2005

    • Author(s)
      栗田寛子, ランガナーニ・マルクーレ・マギー, 喜多雅一
    • Journal Title

      化学と教育 53・11

      Pages: 630-632

  • [Journal Article] アミノ酸しょうゆを題材としたカンボジアの高校における授業実践2005

    • Author(s)
      紅露瑞代, セットセング, 米澤義彦, 喜多雅一
    • Journal Title

      化学と教育 53・12

      Pages: 698-701

  • [Journal Article] 小学校理科教科書における「環境」の取り扱いに関する調査2005

    • Author(s)
      紅露瑞代, 那須悦代, 喜多雅一
    • Journal Title

      化学と教育 53・7

      Pages: 402-403

  • [Journal Article] マーブリングインク法による洗剤の定量とフィリピンの高校における実践2005

    • Author(s)
      三好美恵, セットセング・マリアクラウデットカルバン, 喜多雅一
    • Journal Title

      化学と教育 53・12

      Pages: 720-721

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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