2020 Fiscal Year Annual Research Report
The New Stage of South Asian Agriculture and Rural Economy: Integrated Study on the Dynamism of Mobility of Land and Labor
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16H01896
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
藤田 幸一 京都大学, 東南アジア地域研究研究所, 教授 (80272441)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大野 昭彦 青山学院大学, 国際政治経済学部, 教授 (20176960)
田辺 明生 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (30262215)
中谷 純江 鹿児島大学, 総合科学域総合教育学系, 教授 (30530034)
加治佐 敬 青山学院大学, 国際政治経済学部, 教授 (50377131)
辻田 祐子 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, その他部局等, 海外研究員 (60466068)
岡 通太郎 明治大学, 農学部, 専任准教授 (70402823)
和田 一哉 金沢大学, 経済学経営学系, 准教授 (70589259)
佐藤 孝宏 弘前大学, 農学生命科学部, 准教授 (80444488)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 農村構造の変動 / 地域間比較 / 土地貸借市場 / 海外出稼ぎ・移住 / インド / バングラデシュ |
Outline of Annual Research Achievements |
新型コロナ感染の世界的蔓延のため、研究期間を1年延長した。したがって、令和3年度の研究成果もあわせて報告する。 令和2年度は、学会報告をして成果を公表するとともに、最終成果報告書の作成・刊行に尽力した。ただし現地調査を全く行うことができなかったため、年度末に刊行した報告書は「中間報告書」と名付けざるを得ず、翌年の令和3年度に現地調査ができた場合、最終報告書をもう一度、出す予定とした。これまで収集したデータの整理・分析をもとに、「中間報告書」は英語で刊行し、第1章パンジャーブ州、第2章パンジャーブ州、第3章グジャラート州、第4章マハーラーシュトラ州、第5章オディシャ州、第6章インド全体、第7章バングラデシュ、とし、158ページ+冒頭写真4ページとした。 令和3年度は予想に反し、やはり丸1年、現地調査ができずに終わった。関連するテーマの書籍をかなり大量に購入し、成果の刊行に生かすこととした。最終報告書の刊行は断念し、「中間報告書」が実質、最終報告書となった。ただし、インドのNGO・WOTR(Watershed Organisation Trust)に委託し、部族民が主体のマハーラーシュトラ州の2ヵ村で世帯悉皆調査を行い、部族民の土地・労働の流動化の実態を把握するよう努め、報告書2冊を刊行(ただしPDF)した。またEconomic and Political Weekly誌にパンジャーブ州での成果2本の論文を投稿し、採択された(ただし1本はまだ刊行されていない)。『南アジア研究』誌でのバングラデシュ論文の掲載も含め、かなり顕著な研究成果を出すことができた。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(30 results)