2018 Fiscal Year Annual Research Report
Development of Environmental Learning Program using Satoyama Simulation Game
Project/Area Number |
16H03059
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
武田 義明 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 名誉教授 (90155028)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山口 悦司 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 准教授 (00324898)
稲垣 成哲 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (70176387)
舟生 日出男 創価大学, 教育学部, 教授 (20344830)
杉本 雅則 北海道大学, 情報科学研究科, 教授 (90280560)
溝口 博 東京理科大学, 理工学部機械工学科, 教授 (00262113)
楠 房子 多摩美術大学, 美術学部, 教授 (40192025)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 環境教育 / 学習ゲーム / 科学教育 / 理科教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では,人間の経験範囲を越えた大きな時間的スケールの自然現象を実感的に理解できる学習教材としての学習ゲームを開発し,そのゲームと野外体験を統合した環境教育プログラムを作成した。本研究の特徴は,(1)科学教育、植物社会学、教育工学,情報デザイン,情報科学の分野における知見を統合し,(2)各地の環境に対応した里山植生遷移を体感できる新しい科学性とエンタテインメント性を備えた没入感のある学習ゲームと野外体験を統合した環境教育プログラムを開発することから,(3)学校はもとより、兵庫県立人と自然の博物館等の社会教育施設を実証実験のフィールドとして幅広い年齢層の学習者を対象にした評価を実施することで,その開発したプログラムの学習効果を明らかにするものである。 当該年度における成果としては,初年度に開発した学習ゲームのインタフェースを改善するとともに,適用ルールをチューニングした。その上で,里山管理エキスパートと初心者の大学生を対象にして,学習ゲームにおけるプレーヤー特性に基づく比較実証実験を行った。実証実験から得られたデータは,対象者の視線測定データに基づく量的観点及び質的観点から分析され,里山管理概念の理解,里山管理方法論の理解などの差異により,ゲームプレーが異なること,里山管理得点にも差がでるなどのことが明らかにされた。このことより,本ゲームにおける真正性の一端を示すことができた。これらの成果は、CSEDU 2018,ICST2018,ECGBL2018などの国際会議で査読付き発表論文として採択,発表された。また、国内では,ロボティクス・メカトロニクス講演会(北九州市),日本理科教育学会全国大会(盛岡市)などで口頭発表済みである。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(8 results)
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[Journal Article] 環境教育コンテンツ「里山管理ゲーム」評価のための視線計測に関する研究2019
Author(s)
川口 漱也, 溝口 博, 江草 遼平, 武田 義明, 山口 悦司, 稲垣 成哲, 仲西 風人, 朝比奈翔太, 楠 房子, 舟生日 出男, 杉本 雅則
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Journal Title
情報処理学会研究報告
Volume: 2019-DCC-21
Pages: 1-3
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[Journal Article] Vegetation Succession Learning Support System for Virtual Forestry Management ―Toward the Maintenance and Conservation of the Natural Environment2018
Author(s)
Shuya Kawaguchi, Hiroshi Mizoguchi, Ryohei Egusa, Yoshiaki Takeda, Etsuji Yamaguchi, Shigenori Inagaki, Futo Nakanishi, Shota Asahina, Fusako Kusunoki, Hideo Funaoi, and Masanori Sugimoto,
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Journal Title
International Journal of Education and Research
Volume: 7
Pages: 203-218
Peer Reviewed / Open Access
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[Journal Article] Gaze-measurement-technology-based evaluation of a vegetation-succession learning system2018
Author(s)
Shuya Kawaguchi, Hiroshi Mizoguchi, Ryohei Egusa, Yoshiaki Takeda, Etsuji Yamaguchi, Shigenori Inagaki, Futo Nakanishi, Shota Asahina, Fusako Kusunoki, Hideo Funaoi, and Masanori Sugimoto,
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Journal Title
International Journal of Education and Research
Volume: 6
Pages: 191-200
Peer Reviewed
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[Journal Article] Forestry Management Game as a Learning Support System for Increased Understanding of Vegetation Succession -Effective Environmental Education Towards a Sustainable Society2018
Author(s)
Kawaguchi, S., Mizoguchi, H., Egusa, R., Takeda, Y., Yamaguchi, E., Inagaki, S., Kusunoki, F., Funaoi, H. and Sugimoto, M.,
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Journal Title
Proceedings of the 10th International Conference on Computer Supported Education (CSEDU 2018)
Volume: 1
Pages: 322-327
DOI
Peer Reviewed / Open Access
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