2017 Fiscal Year Annual Research Report
国際化を考慮した社会的ネットワーキング指向の次世代eラーニング基盤の開発
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16H03087
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Research Institution | Kyoto College of Graduate Studies for Informatics |
Principal Investigator |
岡本 敏雄 京都情報大学院大学, その他の研究科, 教授 (60125094)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西田 知博 大阪学院大学, 情報学部, 准教授 (00283820)
江見 圭司 京都情報大学院大学, その他の研究科, 准教授 (10339989)
作花 一志 京都情報大学院大学, その他の研究科, 教授 (10411331)
高 弘昇 京都情報大学院大学, その他の研究科, 教授 (30388235)
永田 奈央美 静岡産業大学, 情報学部, 准教授 (50582293)
香山 瑞恵 信州大学, 学術研究院工学系, 教授 (70233989)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | eラーニング / 国際化 / 多言語化 / 協調学習 / ブレディッド・ラーニング |
Outline of Annual Research Achievements |
まずは,韓国の大学との共同研究を開始することができた。 これまで研究してきたシステムの準備は整っていたので,(A)開放型,(B)プロジェクト型,(C)基礎・応用知識獲得型に対応して,日本語話者の日本人学習者のみならず,英語話者や韓国語話者そして中国語話者の外国人学者および日本語話者の外国人学習者まで加えて,文化や民族の違いを超えて実施することを開始した。同時に教授・学習過程での参画者のコミットの仕方や教育効果測定を行う。これらの活動をADDIEモデルのサイクルとしてシステムの技術的機能改善、教育工学的運用モデルをつくっていきつつある。 教材開発にあたっては,情報オブジェクトあるいはアプリケーションオブジェクト程度の粒度の小さいものとして,できる限り,再利用可能性をあげるように構築する。粒度を小さくすることにより,国際化しやすいというメリットがあるからである。 研究の成果をISO/JTC1 SC36(教育・学習・訓練を対象とした情報通信技術の国際標準化委員会)で発表し、システムのデモンストレーションを行った。これらの研究成果は更に大きく認められて,eラーニング国際標準化団体IMS Japan優勝賞(世界大会出場権獲得)を獲得した。「ウェアラブル・ドローンカメラを用いた次世代農業人材育成のブレンディッド学習の実践 Practice of blended learning of next generation agricultural human resources development using wearable cameras / drone cameras」として発表することになった。 今後の協調学習必要になると考えて、産学連携で開発した水平投射型電子黒板も開発した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
大韓民国 済州国立大学校e-learning支援センターおよび「スマートグリードと清浄エネルギー融複合産業人材育成事業団」(韓国)と,「日韓e-learning,MOOCコンテンツ共同研究に関する合議書」を5月17日に取り交わし,開始した。またこれらの研究成果は更に大きく認められて,eラーニング国際標準化団体IMS Japan優勝賞(世界大会出場権獲得)を獲得し,「ウェアラブル・ドローンカメラを用いた次世代農業人材育成のブレンディッド学習の実践」として発表することも決定した。
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Strategy for Future Research Activity |
国際的な視点で,eラーニングに関する論文をまとめ,発表していく。また産学連携で開発した水平投射型電子黒板をもちいた協調学習の実践研究も行っていく予定である。
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Research Products
(22 results)