2018 Fiscal Year Annual Research Report
A holistic approach to the Education-Welfare for the actualization of well-being by the collaboration between education and social welfare
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16H03766
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Research Institution | Nagoya Keizai University |
Principal Investigator |
望月 彰 名古屋経済大学, 人間生活科学部教育保育学科, 教授 (40190954)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山本 理絵 愛知県立大学, 教育福祉学部, 教授 (60249282)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 教育福祉 / スクールソーシャルワーク / ウェルビーイング |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、教育と社会福祉の連携を不可避とする諸課題とりわけ子ども・家庭・学校・地域に関わる諸課題の解決に向けたアプローチとして、特に子どもの権利問題の解決をめざすスクールソーシャルワークに着目して、その実践的・理論的課題を解明することをめざしてきた。そのさい、学校教育や社会福祉における全般的課題も視野に入れ、「教育福祉」の概念の構築もめざした。 第1年度の2016年度には、全体的な研究活動として「スクールソーシャルワ-ク教職員研修のプログラム開発」を実践的に追求するとともに、<子育て・家庭支援>分野、<地域文化の創造>分野、<子ども・若者支援・更生保護・就労支援>分野、<障害児者・高齢者支援>分野、<教育福祉法制度・政策・行政>分野の5チームを編成し、各分野で研究分担者による研究活動を行った。 第2年度の2017年度には、前年度試行的に開発した「スクールソーシャルワーク教職員研修」プログラムに基づき、これを修正しつつ同研修を実施するとともに、分野ごとに学習会や連続講演会を企画実施した。また、合宿研究会を含む全体学習会において、研究分担者による分野別活動の報告・交流により「教育福祉」論の構築をめざす理論的検討を行った。その記録は、「愛知県立大学スクールソーシャルワーク教職員研修・教材集」、同「修了レポート集」及び愛知県立大学人間発達学研究科「人間発達学研究」等に掲載した。 最終年度の2018年度には、「スクールソーシャルワーク教職員研修」について、これまでの蓄積をふまえ、研修プログラムの改善および研修修了者による実践検討会に取り組んだ。また、研究代表者による日本における子どもの権利の全体的問題状況の検討をはじめ、教育学、社会福祉学にまたがる共同研究者それぞれの分担研究活動の交流を行い、「教育福祉」論の構築をめざした研究成果の出版計画を検討した。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(14 results)