2017 Fiscal Year Annual Research Report
Prediction of the genetic and epigenetic risks associated with lifestyle-related diseases in the population-based confirmatory factor analysis
Project/Area Number |
16H05250
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Research Institution | Aichi Gakuin University |
Principal Investigator |
横田 充弘 愛知学院大学, 歯学部, 教授 (50201851)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中杤 昌弘 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院講師 (10559983)
市原 佐保子 自治医科大学, 医学部, 教授 (20378326)
松原 達昭 愛知学院大学, 歯学部, 教授 (30209598)
成瀬 桂子 愛知学院大学, 歯学部, 准教授 (30387576)
山本 健 久留米大学, 医学部, 教授 (60274528)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 生活習慣病 / 心筋梗塞 / 糖尿病 / 高血圧症 / 肥満 / 遺伝子多型解析 / GWAS / EWAS |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、2つの大きな研究基盤が既に構築されている。①孤発生心筋梗塞及び心筋梗塞罹患同胞対・糖尿病・高血圧症・肥満などの臨床情報及び、検体サンプルの収集は1994年から2004年まで継続された。15,000例を超える検体バンキングが構築された(横断研究基盤)。②2004年からは50歳以上の地域住民を対象とした北名古屋ゲノム疫学研究(KING Study)が開始された。参加住民は3,975名(男性:1,712名、女性:2,263名)であり、現在もアンケート調査を中心とした前向き研究(縦断研究基盤)が継続されている。これらの検体サンプルを用いて400種類以上の心筋梗塞、糖尿病、高血圧症及び肥満関連候補遺伝子多型の解析が終了している。 糖尿病、心筋梗塞、高血圧症、肥満に関しては、単独及び国内・外との共同研究により複数の極めて有意な遺伝子リスクマーカーを既に同定しており、本年度中に遺伝子リスク判定アルゴリズムの構築を図る。北名古屋市では毎年4~12月まで、市民を対象に一般の住民健診、特定住民健診検査項目以外にECGその他の検査項目を増やしたミニドックを実施している。KING Study登録住民は、ミニドックの受診者が参加している。行政の協力を得て、平成27~29年の3年間に亘って、登録住民の住民検診への参加を呼びかけ、面接調査、健診、(可能ならばミニドック)、検体採取を実施した。なお、ゲノム疫学研究の登録住民の健診の再受診率(リピート率)は毎年高く、80%以上である。 昨年度は、これまでに蓄積したデータを基に心筋梗塞と関連がある新規DNAメチル化サイトを同定した。今年度も引き続きGWAS及び候補遺伝子解析で得たSNP情報、臨床(検査)情報とDNAメチル化情報を含めた統合的情報解析を実施する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
限られた予算の中で、ゲノム情報基盤として貢献できるGWAS, EWAS 解析症例を増やすことができたため。
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Strategy for Future Research Activity |
生活習慣病の疫学研究の目的は、危険因子の同定である。危険因子の同定は疾病の罹患予防に重要な役割を果たす。この目的のために、環境因子、遺伝因子、エピゲノム因子を総合的に解析し、疾病の罹患予防に貢献する方向で研究を推進する。
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Research Products
(3 results)