2018 Fiscal Year Annual Research Report
Mechanism of fetal skin regeneration
Project/Area Number |
16H05494
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
貴志 和生 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (40224919)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
久保田 義顕 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (50348687)
岡部 圭介 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (50445350)
荒牧 典子 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (80365311)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | twist2 / 胎仔 / 皮膚 |
Outline of Annual Research Achievements |
twist2ノックマウス胎生13日と15日の胎仔に胎仔手術を施し、側胸部に長軸方向に長さ約2mmの、皮膚肉様筋に至る皮膚全層切開創を作成した。創作成後12、24、48、72時間時間に動物を安楽死させた。創傷を作成した胎仔をその後OCTコンパウンドに包埋し、急速冷凍し-80℃で保存した。凍結標本から厚さ7μmの凍結切片を作成した。または、パラフィンで包埋し、パラフィン切片を作成し、7μmの組織切片を作成した。72時間後の標本から形態変化を観察したが、全身的なうっ血と浮腫を呈する個体が多く発生した。途中の経過を組織学的に検索したが、リンパ管の形成不全を有する個体が存在した。このため、皮膚再生の有無の判定が困難であった。このため、これまで当研究室で行ってきた免疫不全マウス背部への表皮細胞との混合移植で、混合移植で皮膚の再構築を試みた。胎生17日から新生仔のマウスを回収し、homoとwildtypeのそれぞれ表皮と真皮を分離して、scid mouseに混合移植を行った。そうすると、wild typeどうしの組み合わせでは、完全な皮膚が再生したが、homoどうしの組み合わせでは全く毛包が再生せず、homoとwildの組み合わせでは、一部に毛包が再生したが、ごく一部の再生にとどまった。 ノックアウトマウスから採取した、胎生13日、15日の真皮線維芽細胞を培養し、in vitroでの遺伝子ノックアウトによる機能評価を行った。Scratch assay,MTT assayなどで細胞増殖能、遊走能を確認した。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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