2018 Fiscal Year Annual Research Report
Development of a nursing management model to realize a Healthy Work Environment for nurses
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16H05562
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
緒方 泰子 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 教授 (60361416)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
菅田 勝也 藍野大学, 医療保健学部, 学長 (20143422)
田中 幸子 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (20286371)
田中 理子 九州大学, 薬学研究院, 特任助教 (20648480)
米倉 佑貴 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 助教 (50583845)
西岡 みどり 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 国立看護大学校 教授 (60462785)
武村 雪絵 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (70361467)
武冨 貴久子 札幌市立大学, 看護学部, 講師 (80543412)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 看護管理 / 職場環境 / 離職 / 健康 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、看護管理者が、「働き続けたいと希望している看護職者が健康的にできるだけ長く就業継続できるようなHealthy Work Environment(HWE)」を実現できるよう、1)HWE特性を反映した質問セットを作成し、看護職の健康状態や退職行動等の予測因子を明らかにすること、2)1)の解析結果や組織管理に関する理論枠組等をもとに、HWE の実現に必要な看護管理者の役割を明確化し、HWEを実現するための看護管理モデルを開発することを目指した。 前年度の予定外の質問紙調査実施の遅れにより、2018年度の研究計画を修正した。具体的には、2017年度終わりに実施した質問紙調査への回答の電子化作業(データ入力)等を2018年度に組み入れた。全24病院の看護部の協力を得て行った当該質問紙調査に対し、予想以上の人数の看護職による回答があったため、回答の電子化作業に時間を要し、このことは2018年度の研究の進捗にも影響を与えた。そのため、2018年度中に、HWEを実現するための看護管理モデルの開発(前述の2))には至ることができなかった。2018年度には、2016年度・2017年度に実施した無記名自記式質問紙調査の全体像をまとめ、HWE特性に関わる尺度や概念について分析した結果を学術集会等で公表した。また、管理職向けの質問項目に対する看護管理者による回答から、看護管理者によるHWEの実現の前提となるような、マネジメント力育成における課題、即ち看護管理者としての教育・学習機会の必要性が明らかになった。 今後、これまで実施した質問紙調査への回答について詳細に分析し本研究の当初の目的達成を目指していくとともに、2018年度の分析に基づいて明らかになった、HWE実現の基盤となる、マネジメント力育成における課題の解決に向けた研究へも取り組んでいく。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(9 results)