2019 Fiscal Year Annual Research Report
Care for patients with both diabetes and secondary lymphedema
Project/Area Number |
16H05563
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Research Institution | Kansai Medical University |
Principal Investigator |
藤本 悦子 関西医科大学, 看護学部, 教授 (00107947)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中西 啓介 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 助教 (10464091)
間脇 彩奈 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 助教 (10533341)
竹野 ゆかり 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 講師 (20509088)
玉腰 浩司 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 教授 (30262900)
有田 広美 福井県立大学, 看護福祉学部, 教授 (30336599)
大島 千佳 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 准教授 (30405063)
安藤 詳子 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 教授 (60212669)
菊森 豊根 名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (90402635)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | リンパ浮腫 / 糖尿病 / 血圧 / 血糖 / 看護ケア |
Outline of Annual Research Achievements |
これまでの研究で、MR画像、超音波画像、インピーダンス法を使ってリンパ浮腫患者の浮腫部の内部構造を把握することができた。しかし、ケア(CDT)には徒手的ドレナージが含まれる。これはリンパ管だけでなく、表在の血管にも圧を加えることになることから、このケアを実施するには糖尿病患者の循環動態も把握する必要がある。そこで本年度は、血圧の動態に着目し、糖尿病患者と正常人との比較を試みた。血圧測定には非観血的連続血圧測定装置(Radia Press,RBP-smal1,ケーアンドエス社) を用いて、一拍ごとに血圧を測定した。また、持続血糖測定装置(CGMセンサー)(FreeStyle,リブレ pro,ボットジャパン社)を用いて血糖のトレンドを見た。評価は起立時の血圧変動検査で行った。結果は、糖尿病患者、正常人の間には大きな差異が認められなかった。また、ケアを実施する時間帯を明らかにするために、この検査を食事前と食後60分、食後120分について行い、血圧変動の少ない時間帯を割り出した。結果は食後120分が最適であることが明らかになった。 さらに、これまでのケアの方法で、セルフケアが重要であることがわかってきたので、患者をエンカレッジするために、浮腫の改善を顕在化して認識してもらうための方法を検討した。このために可搬型3次元形状取得装置(3Dスキャンシステム)を用いて、弾性包帯法(MLB)の予定患者に対して、MLB 前後で前腕の形状変化を調べ、主観的評価を比較した。ある程度一致することが分かった。この装置は無侵襲であることを考慮すると、ケアの成果が客観的に可視できる点で、使用が推奨される可能性が示唆された。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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