2017 Fiscal Year Annual Research Report
Development of assessment tool and intervention program responding to young self-neglect
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16H05610
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Research Institution | Toho University |
Principal Investigator |
岸 恵美子 東邦大学, 看護学部, 教授 (80310217)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉岡 幸子 帝京科学大学, 医療科学部, 教授 (40341838)
米澤 純子 東京家政大学, 看護学部, 准教授 (50289972)
下園 美保子 愛知県立大学, 看護学部, 講師 (90632638)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | セルフ・ネグレクト / 若年 / アセスメントツール / 介入プログラム |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、若年者におけるセルフ・ネグレクトの実態を明らかにし、対応する専門職のためのアセスメントツールと介入プログラムを開発することである。若年のセルフ・ネグレクトの特徴と要因、背景を明らかにするとともに、高齢のセルフ・ネグレクトとの関連を探り、若年のセルフ・ネグレクトから高齢のセルフ・ネグレクトに移行する可能性について検討する。若年のセルフ・ネグレクトから高齢のセルフ・ネグレクトに移行するリスク要因を抽出し、高齢のセルフ・ネグレクトを予防することに貢献するものである。今年度は、アセスメントツールおよび介入プログラム作成の基礎資料を得るために以下のことを実施した。 1.若年者のセルフ・ネグレクトの特徴、背景、要因を明らかにするために、全国の市区町村を対象としたセルフ・ネグレクトの実態及び対応に関する調査を実施するために、再度文献検討及び共同研究者でディスカッションを繰り返し、調査項目を抽出し精錬させた。 2.若年のセルフ・ネグレクトに対応する専門職の若年のセルフ・ネグレクトに関わる専門職を対象に、関東地域と関西地域の2グループでフォーカスグループインタビューを実施するために、インタビューガイドの作成および対象地域の選定を行った。 3.関西の一地域の専門職を対象にフォーカスグループインタビューを実施した。今後は、関東地域において同様のフォーカスグループインタビューを実施し、地域性の違いも含め、対応の工夫と困難を明らかにすることで、介入プログラムの作成へと発展させる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
全国の市区町村を対象とした調査はほぼ予定通りに実施でき、平成30年度は調査結果の詳細な分析をする予定である。フォーカスグループインタビューについては、関西の一地域について実施したものの、関東グループのインタビューは実施できなかったが、平成30年度実施に向けて対象地域の選定と交渉は済んでいる。以上より、おおむね順調に進展している。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、全国の市区町村を対象とした調査および地域包括支援センターを対象とした調査の詳細な分析を行い、高齢と若年のセルフ・ネグレクトの背景・要因の特徴とその類似性・相違性を明らかにする。また、関東の一地域にフォーカスグループインタビューを実施して、若年のセルフ・ネグレクトの特徴、専門職の対応の工夫および困難を明らかにする。それらの結果を総合して、これまで研究班で作成した高齢者のアセスメントツールをもとに、若年者のアセスメントツールと介入プログラムを作成する。
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