2017 Fiscal Year Annual Research Report
Inquiry to carrier development and education by Nikkei (Japanese) Brazilian returning to Brazil.
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16H05729
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Research Institution | Fukuoka University of Education |
Principal Investigator |
林嵜 和彦 福岡教育大学, 教育学部, 准教授 (10410531)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山ノ内 裕子 関西大学, 文学部, 教授 (00388414)
児島 明 鳥取大学, 地域学部, 准教授 (90366956)
鈴木 葉子 (中島葉子) 岐阜聖徳学園大学, 教育学部, 講師 (30637872)
山本 晃輔 大阪大学, 人間科学研究科, 招へい研究員 (30710222)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 往還移民 / マナウス・ベレン / 海外進出日本企業 / ソロカバ・ジャカレイ / 現地化 / デカセギ / 勤労文化 / Meu Udon |
Outline of Annual Research Achievements |
二年目は、前年度の調査の成果をふまえて、各グループで教育社会学会での発表をおこなった。またサンパウログループの2人は日本社会学会でも発表をおこなった。そこでの議論や批判でうきぼりになったように、日本企業ではたらく青年たちにサンプルがかたよりすぎ、日本から帰国したブラジル人青年全体像を描ききれていない点、サンプルにバランスを欠いている点が懸念された。他方で、マナウスにも日本企業が進出しており、首都圏以外の青年たちとの比較が可能であることもわかった。 そして二年目は、前年度のグループのメンバーにわかれて、サンパウロ調査(3月)と、アマゾン調査(2ー3月)をそれぞれ約2週間おこなった。 サンパウログループは、日系企業ではたらいていない青年にむしろ着目し、さまざまなルートから日本から帰国した青年たちにアプローチした。料理屋経営者など知古の青年たちの協力や、ブラジル日本文化福祉協会(文協)、サンパウロ人文研、人材派遣会社などの協力をえて、おおくの日本がえりの青年たちにインタビューをおこなった。 サンパウロ中心部だけではなく、ソロカバやジャカレイといったサンパウロ州近郊都市の人びとにも協力者をえた。さらに、これまでの調査協力者のうち、インタビュー時間が短く、データのあつみがない人びとについて追加のインタビューをおこなった。またこれまで何度も会ってきた人びとにも近況をモニターするために、インフォーマルな面会をおこなった。 アマゾングループは、ベレンとマナウスを調査対象地とした。ベレンは前年度の追加調査、マナウスではあらたな調査協力者をえた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
初年度の繰り越しがあったものの、二年目は順調に当初の予定どおりの計画が遂行できている。
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Strategy for Future Research Activity |
最終年度は、成果の産出に注力する。原稿をしあげたうえで、また原稿への同意をとりつける。そして、さらなる追加調査やフォローアップ調査をおこなう予定である。
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[Book] 学習社会学の構想2017
Author(s)
赤尾勝己,多賀太,山ノ内裕子,広瀬義徳,若槻健,大野 順子
Total Pages
232
Publisher
晃洋書房
ISBN
978-4771028609
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[Book] 明石書店2017
Author(s)
荒牧重人,榎井縁,江原裕美,小島祥美,志水宏吉,南野奈津子,宮島喬,山野良一
Total Pages
320
Publisher
外国人の子ども白書―権利・貧困・教育・文化・国籍と共生の視点から
ISBN
978-4750344959