2017 Fiscal Year Annual Research Report
Development of nursing care program for women with gestational diabetes mellitus
Project/Area Number |
16H07130
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Research Institution | University of Hyogo |
Principal Investigator |
能町 しのぶ 兵庫県立大学, 看護学部, 講師 (40570487)
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Project Period (FY) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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Keywords | 妊娠糖尿病 / 療養行動 / 看護支援 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では妊娠糖尿病妊婦の療養行動をその関連要因を検証し、妊娠糖尿病妊婦の糖尿病療養行動を支える看護支援プログラムを構築することを目的とし、平成29年度は糖尿病療養行動と関連する要因の検証を行うために、Mix Methods Researchを用いて、妊娠糖尿病妊婦約120名及び正常な経過を辿る妊婦約22名を対象に量的・質的調査を実施した。 その結果、妊娠糖尿病妊婦は、SMBGと食事療法を中心とした療養行動を実施しており、正常な経過を辿る妊婦と比較して、ソーシャルサポートが有意に高く(p<.05)、夫や医師、看護師などの専門職者のサポートを受けながら療養行動をとるが、正常妊婦と比較して自分自身および児の健康に対する不安が有意に強い(p<.05)ことが明らかになった。次に、療養行動の関連要因について質的に調査し、内容分析にて分析した結果、特に周産期合併症の出現と、自分自身および生まれた児が将来糖尿病を発症することに対する不安が強いこと、食事療法の中でも特に必要なカロリーや糖質を摂取しながら、高血糖にならない糖質量を見極める事に難しさを感じている事が明らかになった。 これらの研究結果から、妊娠糖尿病妊婦の療養行動の中でも、特に妊婦および胎児に必要十分な栄養を摂取しながら、かつ高血糖にならない食事療法の実践への看護支援と、周産期合併症や将来的な糖尿病発症への不安への支援が必要であることが明らかになり、これらの成果から、妊娠糖尿病妊婦の糖尿病療養行動を支える看護支援プログラム案を作成した。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(3 results)