2018 Fiscal Year Annual Research Report
競技アスリートの減量後の回復法と安定同位体標識クレアチンによる骨格筋量測定の検証
Project/Area Number |
16J11877
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Research Institution | National Agency for the Advancement of Sports and Health |
Principal Investigator |
下山 寛之 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター, スポーツ研究部, 特別研究員(PD) (80760652)
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Project Period (FY) |
2016-04-22 – 2019-03-31
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Keywords | 骨格筋量 / 安定同位体 / 基礎代謝 / 身体組成 / 水分代謝 / アスリート |
Outline of Annual Research Achievements |
研究の目的は(1)アスリートの為の正確かつ簡便な安定同位体標識クレアチン(D3-creatine)を用いた骨格筋評価方法の妥当性の検証,(2)安定同位体を用いたアスリートの1 日の水分摂取量の基準値づくり,(3)安定同位体を用いた減量後の回復(リフィーディング)による基質の取り込みとその消費のタイミング,食事構成比の影響を検討することである. 主な研究目的であるアスリートのための正確かつ簡便な安定同位体標識クレアチン (D3-creatine)を用いた骨格筋評価方法の妥当性の検証のために31名のサンプルを取得した.取得された安定同位体サンプルおよび全身MRI画像は分析中である.同時に,この研究で取得している水分代謝,基礎代謝,その他身体組成評価法(生体電気インピーダンス法,DXA法,同位体希釈法,多成分モデル)のデータ解析も,他の研究機関と協力し解析する予定である. 水分摂取量の基準値づくりの為の水分代謝のデータも蓄積されてきており,これまでに,卓球,レスリング,水泳,セーリング,陸上など40名以上の様々な競技や季節変動に係る変数を取得できている為,水分摂取量推定のための数理モデルの検討,作成を行う予定である.また,13Cの安定同位体で標識された糖質を用いて特定の飲料水をラベル化し,基質代謝の基礎的なデータを得ることが出来たため,今後,炭素核磁気共鳴分光(13C-MRS)法と組み合わせ骨格筋までの取り込みをトレースできるように方法論を確立させ,発展させたい.
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(15 results)
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[Presentation] 脊髄損傷アスリートに活用できる基礎代謝量推定式の検討2019
Author(s)
元永恵子, 山田陽介, 吉田司, 近藤衣美, 中潟崇, 下山寛之,吉野昌恵, 袴田智子, 山本真帆, 高橋英幸, 半谷美夏, 緒方徹
Organizer
第28回日本障がい者スポーツ学会大会
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