2018 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
16K00917
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Research Institution | Kobe Tokiwa Junior College |
Principal Investigator |
吉田 幸恵 神戸常盤大学短期大学部, 口腔保健学科, 教授 (50269841)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小川 由紀子 大阪府立大学, 総合リハビリテーション学研究科, 教授 (10269847)
福田 昌代 神戸常盤大学短期大学部, 口腔保健学科, 准教授 (80530831)
畑山 千賀子 神戸常盤大学短期大学部, 口腔保健学科, 講師 (20610083)
江崎 ひろみ 愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 助教 (90739400)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 水の1回嚥下量 / 口腔内容積量 / 食習慣 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は高齢者の誤嚥や窒息、中年者の肥満、若年者の早食いなどと関係の深い1回嚥下量を測定し、1回嚥下量と関連する要因を見い出すことを目的としている。そのために、健常な成人(20歳代~80歳代)を対象に、水の1回嚥下量の測定、身長・体重、顎・顔面のサイズの計測、口腔容積量の測定、舌圧・咬合圧等の口腔機能の評価、食習慣・食行動を含む生活習慣についてのアンケート調査を実施している。 本年度は昨年度に引き続いて対象者を募り、各項目の測定・評価およびアンケート調査を実施した。今年度、測定・評価・調査を実施した対象者数は約100名であり、昨年度の約100名と合計すると、目標の対象者数210名(20歳代~80歳代の男女各15名)の測定・評価・調査を概ね実施出来た。しかし、実施にあたっては、中高年の対象者の確保が予想以上に困難であった。地方自治体や地域の各種組織等に協力を得ながら実施したが、依頼先の選定から実施に至るまでには相当の手順と時間を要した。また、誤差を最小限にするために測定者を限定したため、1日に測定・評価・調査できる対象者が少なく、相当の日数を要することとなった。 2018年度は、20~35歳の60名の結果を第24回日本摂食・嚥下リハビリテーション学会に、65歳~85歳の29名の結果を日本歯科衛生学会第13回学術大会に、20歳~49歳の90名の結果を第26回日本健康体力栄養学会大会において発表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
目標の対象者数を確保するのに予想以上に時間がかかったため、データの分析、結果の公表等がこれからである。
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Strategy for Future Research Activity |
研究期間を1年延長し、2019年度にデータの分析・公表を実施する予定である。
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Causes of Carryover |
結果の分析および成果の公表に使用する予定です。
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Research Products
(3 results)