2016 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
16K09143
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Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
山田 浩樹 昭和大学, 医学部, 准教授 (20384498)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
太田 晴久 昭和大学, 昭和大学発達障害医療研究所, 講師 (00439366)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | スーパー救急 / アドヒアランス / 再入院 |
Outline of Annual Research Achievements |
当院の精神科救急入院料算定病棟(スーパー救急病棟)2病棟(A3、A4病棟)において、退院が確定している患者を対象に調査概要を説明し、調査への協力をいただく作業を繰り返している。同意者に対して、退院後1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月後における、治療状況、再入院、ライフイベントの有無、生活状況について聞き取り調査を行なっている。現在は患者のリクルートと電話調査を並行して行っている。研究準備に時間を要し若干開始が遅れたため、まだ12ヶ月の調査終了者はいない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
患者説明文書、同意書の作成及び物品の準備に時間を要したため開始が遅れたため。
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Strategy for Future Research Activity |
開始後は概ね順調に患者数は増えているが、退院後連絡先の変更があり病院に連絡がいただけないケースが散見する。このため、連絡先が変更になった場合に確実に病院に伝えていただけるよう説明文書等に変更を加え、脱落のバイアスを極力減らすように工夫していく。
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Causes of Carryover |
研究開始に若干遅れが生じたこと、調査方法に何らかの不備が生じないかを試すため、これまで研究責任者が主に調査を行っていたことから、本研究を元にした研究発表を行う機会がまだなく出張費を要しなかったこと、及び調査のための人件費を要しなかったことが大きいと考えられる。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
本年度は調査担当者を正式に雇用し、人件費が発生すると思われる。また、発表のための出張費が増加するものと思われる。
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