2016 Fiscal Year Research-status Report
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16K09835
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Research Institution | Koriyama Women's University |
Principal Investigator |
坂野 史明 郡山女子大学, 家政学部, 准教授 (00373514)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 血栓症モデルマウス / プロテインS / プラスミノーゲン / 静脈血栓症 |
Outline of Annual Research Achievements |
これまでに血液凝固、線溶系や血小板凝集の制御に関わる因子の遺伝子欠損マウスや変異マウスを樹立して解析を進めてきた。本研究ではこれまでに得られた知見を踏まえて、新たな血栓症モデルを用いた解析から、各分子や遺伝子変異が種々の血栓症病態に及ぼす影響を明らかにすると共に、血栓症治療の開発により適したモデルマウスを確立することを目的としている。本年度は、凝固制御因子プロテインSのK196E変異と線溶因子プラスミノーゲンのA622T変異の二重変異マウスの血栓症、炎症症状の解析を進めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
プロテインS-K196E変異とプラスミノーゲン-A622T変異の二重変異マウスの表現型解析を予定通り進めた。全体的な研究の進捗は概ね順調に進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き二重変異マウスを用いた解析を進める。交配により新たな変異マウスを樹立する。
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Causes of Carryover |
学外研究機関の協力が得られたため、初年度の必要経費を当初予定より縮小することができた。一方、学内の研究環境を整備するために必要な機器および消耗品を次年度以降に購入する必要が生じたため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
学内の動物実験および遺伝子解析環境を整備するための経費に次年度使用額を充てる。
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Research Products
(4 results)