2016 Fiscal Year Research-status Report
インスリン抵抗性に着目した前立腺がん発症メカニズムの解明と予防法の開発
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16K11022
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Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
安藤 亮介 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 助教 (30381867)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
安井 孝周 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 教授 (40326153)
河合 憲康 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 講師 (20254279)
内木 拓 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 助教 (50551272)
鈴木 貞夫 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 教授 (20226509)
細野 晃弘 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 助教 (00723454)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 前立腺癌 / インスリン抵抗性 / 疫学 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究課題「インスリン抵抗性に着目した前立腺がん発症メカニズムの解明と予防法の開発」については、「岡崎研究」ベースライン登録(登録者数7,587名:男性4,176名、女性3,411名)から5年経過した健診受診者を対象とし、研究の説明・案内とアンケートを事前に送付し、記入を依頼する追跡調査を実施した。平成25年4月1日から平成28年11月30日まで5,323名の追跡調査対象者からアンケートの解答を得て、追跡調査を終了した(回収率70.2%)。現在、追跡調査データの入力とデータクリーニングを行っている。アンケートの入力が終了し、がん既往に関するデータクリーニングを概ね終了した4,707名のうち男性2,587名について解析をおこなった。対象者の平均年齢は64.2歳であった。がん既往に関するアンケート調査の結果、がんにかかったことがないと答えた対象者は2,259名(87.3%)、がんにかかっていると答えた対象者は141名(5.5%)、がんにかかったことがあると答えた対象者は184名(7.1%)、不明と答えた対象者は3名(0.1%)であった。がんにかかっている、がんにかかったことがあると答えた325名(12.6%)のうち、前立腺がんの現病・既往者は109名(33.5%)であり、調査したがんのなかで最多であった。データクリーニング終了後に、対象者のベースライン時データと追跡調査時データをマージしてインスリン抵抗性が前立腺がん発症におよぼす影響をプロスペクティブに解析する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究課題「インスリン抵抗性に着目した前立腺がん発症メカニズムの解明と予防法の開発」については、平成25年4月1日から平成28年11月30日まで5,323名の追跡調査対象者からアンケートの解答を得て、追跡調査を終了した(回収率70.2%)。現在、追跡調査データの入力とデータクリーニングを行っている。研究立案時には、約50-60%の回収率を想定していたため、当初の計画を上回る研究参加者が得られている。しかしながら、大規模な研究参加者のデータ入力および、データクリーニングに時間を要していており、今後の解析を順調に進める上で改善する余地があると思われる。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究を推進していくためには、「岡崎研究」の研究参加者のデータ入力および、データクリーニングの効率化が必要である。そこで、研究参加者のデータ入力および、データクリーニングに携わる研究員の増員を検討している。
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Research Products
(1 results)