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2016 Fiscal Year Research-status Report

局所性浮腫における評価指標と足浴の効果に関する検討

Research Project

Project/Area Number 16K11913
Research InstitutionTottori University

Principal Investigator

西村 正広  鳥取大学, 医学部, 助教 (10389017)

Project Period (FY) 2016-04-01 – 2019-03-31
Keywords浮腫 / 足浴
Outline of Annual Research Achievements

簡便かつ精度の高い浮腫の評価法について検討し,その指標を用いて局所性浮腫予防・軽減としての足浴の効果を検討し, 最終的に局所性浮腫の予防・軽減に向けた効果的な看護ケアの一手段となり得るかについて検討することを目的としている.
局所性浮腫の予防・軽減に及ぼす足浴の効果を明らかにするために,まず評価指標に関する検討が必要であると考えている.浮腫の評価が実験の大きな指標となるため,測定部位,再現性,普及を考慮し簡便性も合わせて検討する.本研究では,これまでスタンダードとされてきた水置換法と巻尺,深部組織酸素動態及びエコー法を用いて比較検討を考えていた.しかしながら連続的な測定でない場合,浮腫の単純な評価において組織酸素飽和度を用いることは,方法的に前後比較が難しいのではないかと考えた.そこで,現在画像を用いた評価方法について検討している.まず再現性を得るために,毎回同じ位置で撮影できるかについて検討している.毎回同じ位置で測定できないと体重のかかり方に違いが生じ筋肉の緊張度が異なり径に影響を及ぼすのではないかと考えている.画像を重ね合わせて検討する方法,単純に径の比較を行う方法とで結果が異なるのか考察する必要がある.もう一点,撮影の方向についても検討する必要がある.より評価しやすい方法としての検討を行う必要がある.
今後,水置換法とその他の測定方法を用いて下肢を測定する.全ての測定が終了後,水置換法の体積変化と各指標による測定値変化より相関関係,再現性について検討し採用する測定法を決定する.また組み合わせて使用した方が高精度の場合は2つ以上の指標を採択し次の実験の指標として用いる.

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

同時進行させる必要がある研究課題ができ,当初の研究時間配分と異なる結果となったため.

Strategy for Future Research Activity

評価方法の検討は重要課題であり十分な時間を取っていること,もう一つの研究課題が終了し本研究に充てる時間が確保できるためこのまま継続していけば問題ないと考える.

Causes of Carryover

研究に若干遅れが生じ,実験用具の購入ができなかったため.

Expenditure Plan for Carryover Budget

今後計画通りに進めていく予定である.

URL: 

Published: 2018-01-16  

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