2019 Fiscal Year Annual Research Report
Self-Transcendence and Well-being in Undergraduate Nursing Students in Japan
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16K11976
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Research Institution | Fukuoka jogakuin Nursing College |
Principal Investigator |
星 美和子 福岡女学院看護大学, 看護学部, 教授 (70433133)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉武 美佐子 福岡女学院看護大学, 看護学部, 准教授 (50320388)
藤川 真紀 福岡女学院看護大学, 看護学部, 講師 (30570121)
吉野 拓未 福岡女学院看護大学, 看護学部, 講師 (50711917)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 看護大学生 / 成長 / 自己超越性 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究最終年度となる令和元年度は、研究代表者が所属する大学の研究倫理審査の承認を得た後、宗教的背景を持つ看護系大学1校、宗教的背景を持つ文系大学1校、そして宗教的背景のない看護系大学1校から許可を得て、それらの大学生を対象に実際の調査を行った。また、研究結果を踏まえて構築した演習の効果についての調査も実施した。 3校の大学を対象とした調査では回収率の低い大学もあったため、調査実施期間(質問紙の回収期間)を最大で3月下旬まで延長して対応した。その結果、宗教的背景のある大学の看護学生376名、宗教的背景のある大学の大学生384名、宗教的背景のない大学の看護学生162名の計922名から回答を得た。データ入力及び入力データの確認は終了し、現在は研究成果発表のためのデータ分析を進めている。 宗教的背景のある看護大学生に実施したパイロット調査とその結果の一部を踏まえて行ったシミュレーション教育については国際学会で成果を発表し、国外の研究者と意見交換をする機会を得た。更に、その意見交換から得た知見と、今年度実施した調査の一部から得られた結果を踏まえて構築した演習についても、その教育的効果を検証するための調査を行い、データ入力まで終了させることができた。 本研究では、米国の看護大学生についても同様に調査を実施し、日本の看護大学生との比較をする予定で、調査実施予定の米国の大学の研究倫理審査(Internal Review Board;IRB)申請のための準備(研究代表者の英語版研究倫理教育受講を含め)を進めていた。しかしながら、COVID-19感染拡大の影響を受けて、米国の研究協力者の業務負担が増大したことからIRB申請ができす、日本と米国の看護大学生の比較調査は、本研究期間内には実施することができなかった。
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