2017 Fiscal Year Research-status Report
腹腔鏡下手術後患者に対するソフトマッサージ効果の比較ランダム化試験
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16K12047
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| Research Institution | Morinomiya University of Medical Sciences |
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Principal Investigator |
緒方 昭子 森ノ宮医療大学, 保健医療学部, 准教授 (50510731)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
外村 昌子 森ノ宮医療大学, 保健医療学部, 講師 (20711980)
蓮池 光人 森ノ宮医療大学, 保健医療学部, 講師 (30760657)
奥 祥子 姫路大学, 看護学部, 教授 (40284921)
久木元 由紀子 森ノ宮医療大学, 保健医療学部, 准教授 (70725142)
井手口 範男 森ノ宮医療大学, 保健医療学部, 教授 (90396929)
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| Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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| Keywords | ソフトタッチ / マッサージ / 腹腔鏡手術後 / リラックス |
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| Outline of Annual Research Achievements |
腹腔鏡手術後患者のソフトマッサージの効果の検証のため、平成28年度にパイロット試験を実施し、その中で臨床において研究協力者を得ることの困難さを実感した。対象者が計画の6％となり、また対象者数名の結果として、バイタイルサインの前後比較から術後の身体への影響はなく、ＶＡＳの結果から心理的にわずかであるが不安の軽減が見られた。これらのことから、対象者の選択や実施方法の、計画の見直しを迫られた。
ランダム化の困難さが明らかとなり、比較検証方法を検討し研究計画を変更した。事前に比較群のデータ収集を行ない、その後の介入群のデータ収集を行なう計画とした。アウトカムについて、パイロットスタデイの結果より、バイタイルサインについては、対象者の負担が少ない２分間の自律神経測定機器を用い、ＨＲＶと脈拍を測定し、ＶＡＳにより疼痛とコンフォートについてデータ収集、インタビューによりマッサージと看護師のかかわりについてデータ収集を行ない、それらの分析により、手術後のがん患者に対する看護師のソフトマッサージのコンフォ-ト効果について検証する。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究計画について、該当施設に依頼し、計画通りの実施の困難さが明確となり、再度計画修正を行なった。その後の倫理委員会での倫理申請を得て、実施可能となったが、研究者側の事情ならびに当該施設の新入職員のオリエンテーションなどから実施が不可能となり、５月中旬からの実施を予定している。現在実施待ちの状態であり、約１年遅れている。
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| Strategy for Future Research Activity |
実施がかなり遅れたが、研究計画書に基づき、研究協力施設との調整ならびに研究協力者の増員により実施可能な状態を整備中である。
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| Causes of Carryover |
Ｈ29年度は研究遂行のため、測定機器の購入等を行い準備をしたが、実施ができなかったため、謝金や交通費等が計画通りの使用となっていない。
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