2018 Fiscal Year Annual Research Report
Basic Study for Establishing an Educational System for Nurses Working with Children with Cardiovascular Diseases
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16K12157
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Research Institution | Yamanashi Prefectural University |
Principal Investigator |
宗村 弥生 山梨県立大学, 看護学部, 准教授 (10366370)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小川 純子 淑徳大学, 看護栄養学部, 准教授 (30344972)
水野 芳子 東京情報大学, 看護学部, 講師 (20730360)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 小児循環器 / 教育プログラム / 小児看護 / 看護実践 / 学習 |
Outline of Annual Research Achievements |
30年度は、全国の小児看護に携わる看護師への全国調査を行い、研究期間中に実施した調査結果とともに教育プログラムの基礎的資料となるよう分析を進めた。 全国調査は「全国の小児看護に携わる看護師の、小児循環器看護に必要な実践場面の習得度と教育ニーズを明らかにする」ことを目的として、平成29年度に作成した調査用紙の内容は、勤務している病院の規模および循環器疾患の子どもの入院状況、経験年数などの属性と、これまでの調査で抽出された実践の実施状況、知識の入手方法、教育ニーズ、卒後教育の状況とした。了承を得た22施設410通配布し、219通の回収があった(回収率53.4%。看護実践の実施状況は、小児看護経験、小児循環器看護経験、看護経験など経験年数により有意差がみられ、経験が高いほど点数が高かった。特に小児循環器看護の経験年数による有意差がみられた項目が多くあった。学習状況は経験年数や勤務部署により実践度が異なることが明らかになり、今回の結果を踏まえた対象者の経験度にあった項目を選択して構築する必要があることが示唆された。 また、前年度までに実施した看護師へのインタビュー結果を引き続き分析し、小児循環器看護の特徴的な看護実践を抽出した。 研究期間1-2年目に終了した調査の成果を研究協力者とともに学会等で発表し、研究グループ外の臨床看護師や研究者らと討議する機会を得て、教育プログラム構築への準備を進めた。 【研究組織】宗村弥生(山梨県立大学)、小川純子(分担者:淑徳大学)、水野芳子(分担者:東京情報大学)、日沼千尋(連携分担者:東京女子医科大学)、笹川みちる(協力者:国立循環器病研究センター)、村山有利子(協力者:聖隷浜松病院)、栗田直央子(協力者:静岡県立こども病院)、横山奈緒実(協力者:松戸市立総合医療センター)、長谷川弘子(協力者:元大阪大学付属病院)
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Research Products
(3 results)