2018 Fiscal Year Annual Research Report
Elaborating integrated audio-visual materials for students majoring in science and technology in order to develop listening ability
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16K13239
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
太田 亨 金沢大学, 国際機構, 教授 (40303317)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 尚子 千葉大学, 国際教養学部, 教授 (40251152)
毛利 貴美 岡山大学, グローバル・パートナーズ, 准教授 (60623981)
深川 美帆 金沢大学, 国際機構, 准教授 (00583171)
藤田 清士 大阪大学, 工学研究科, 教授 (00283862)
菊池 和徳 大阪大学, 理学研究科, 講師 (40252572)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 理工系専門講義映像教材 / 物理講義 / 数学講義 / YouTubeビデオ / 日本語字幕 / 韓国語字幕 / 中国語字幕 / 英語字幕 |
Outline of Annual Research Achievements |
先行して作成していた数学講義ビデオクリップの続編の専門講義聴解ビデオとして,物理講義ビデオクリップ3編の制作をさらに進めた。3編(1.熱と状態方程式,2.波・波動,3.電気と磁気)のうち3本目の「電気と磁気」を2018年7月13日に大阪大学大学院工学研究科において撮影し直し,後日改めてYouTubeビデオとして編集作業を行った。編集作業後にはYouTubeに仮アップをし,引く続き日本語,韓国語,中国語(簡体字・繁体字)の各字幕付け作業を行って,映像との同期点検作業を終えた。その後英語字幕も付ける予定であったが,時間的・資金的に無理であることがわかり,本科研研究終了後に引く続き,研究メンバーの所属機関における基盤研究経費等で作業を継続することを確認した。 このように,物理講義ビデオクリップ制作作業はまだ完成したとまでは言えないものの,一定の水準のビデオクリップとして仕上がっていることから,平成29年度に行なった数学ビデオクリップの有効性検証とその後の学会発表のときと同様,物理講義ビデオクリップの有効性検証を研究メンバーが所属する3大学(金沢大学,千葉大学,早稲田大学)において平成30年12月から平成31年2月にかけて実施した。しかし学会発表するには時間的に無理であることから,科研研究期間終了後の令和元年夏に日本リメディアル教育学会(於:金沢工業大学)にて発表する予定である。 また,前年度に試行的に公開した「数学講義理解」ビデオクリップに関しては,最後まで残っていた英語字幕付作業を行い,映像との同期点検作業を終え完成させた。これにより,「数学講義理解」ビデオクリップの制作はすべて完了した。今後はより多くの留学生に対して閲覧を促していく予定である。
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Remarks |
3本とも,日本語,韓国語,中国語(簡体字および繁体字)の字幕を選択して視聴できる。
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