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2018 Fiscal Year Annual Research Report

Development of the briefing and debriefing guidelines for nurses involved in disaster support

Research Project

Project/Area Number 16K15864
Research InstitutionChiba University

Principal Investigator

伊藤 尚子  千葉大学, 大学院看護学研究科, 特任准教授 (60583383)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 山崎 達枝  東京医科大学, 医学部, 兼任准教授 (40576063)
Project Period (FY) 2016-04-01 – 2019-03-31
Keywords災害看護 / ブリーフィング / デブリーフィング
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、災害発生時に支援活動のため派遣される看護職に対し、有効なブリーフィングとデブリーフィングがなされるよう、そのガイドラインを作成すること を目的としている。
2016年度には、第1段階として本研究者による先行研究からインタビューガイド ラインを作成し、スノーボール方式により29名の看護師に対し半構成的面接を実施した。災害支援に派遣された立場および派遣した立 場でのブリーフィング・デブリーフィングの内容について聞き取り調査を行い、質的に内容の分析を行った。2017年度には、第2段階として先行研究および前年度の面接調査の結果を基に質問紙を作成し、看護系大学の災害看護学担当教員/災害支援活動団体/災害時看 護師派遣病院、および本研究者と分担者の知人である災害支援を経験した看護職などに配布した。ブリーフィングに関して53名から、デブリーフィングに関して32名から回答があった。
2018年度には第1段階の面接調査の結果を「日本災害情報学会20 周年記念大会/日本災害復興学会10 周年記念大会 合同大会」にて発表した。第2段階の質問紙調査の結果を統計ソフトSPSSを用いて量的に分析を行った。ブリーフィング/デブリーフィングを受けたものは、その質におおむね満足しつつも改善点を多く挙げていた。それに対しブリーフィング/デブリーフィングを実施した者の多くがその質に満足していなかった。いずれも、実施される時期や場所、方法などまちまちであり、派遣機関や実施者の発想で実施しているものと推測された。
現在、第2段階の分析結果から得られたブリーフィング・デブリーフィングの質への回答について、満足度の高かったもの、改善点が必要と思われるもの、内容に含まれているとよいとされるものをまとめ、ガイドラインを作成中である。2019年度には、学会発表と論文の投稿を予定している。

  • Research Products

    (2 results)

All 2019 2018

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] 災害支援活動時における惨事ストレスへのケア-デブリーフィング実施アンケート調査結果から-2019

    • Author(s)
      山﨑達枝、伊藤尚子
    • Organizer
      日本災害看護学会 第21回年次大会
  • [Presentation] 災害時支援における看護職への ブリーフィング・デブリーフィングの実態2018

    • Author(s)
      伊藤尚子、山﨑達枝
    • Organizer
      日本災害情報学会20周年記念大会/日本災害復興学会10周年記念大会合同大会

URL: 

Published: 2019-12-27  

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