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2016 Fiscal Year Research-status Report

保健師等による自閉症スペクトラム障害の直接観察スクリーニングの開発

Research Project

Project/Area Number 16K17325
Research InstitutionHirosaki University

Principal Investigator

大里 絢子  弘前大学, 医学研究科, 助教 (80597162)

Project Period (FY) 2016-04-01 – 2019-03-31
Keywords自閉症スペクトラム障害 / 保健師 / スクリーニング
Outline of Annual Research Achievements

(1)直接観察可能なASD スクリーニング項目の抽出および(2)抽出項目の信頼性妥当性評価、運動項目の抽出・・・5歳児発達健診の中で自閉症スペクトラム障害(ASD)を直接観察可能な項目を抽出する基礎となる自閉症診断面接改訂版(ADI-R)、自閉症診断観察検査(ADOS)、The Diagnostic Interview for Social and Communication Disorders(DISCO)などの養育者からの聞き取りによるスクリーニングツール、本人に対しての知能検査(WISC-IV)、運動検査(MABC-2)を実施し、5歳児のデータを述べ80名以上蓄積した。3歳児健診でもPARS-TRの短縮版を用いてスクリーニングを行っており、更なるデータ蓄積がなされている。
(3)ASD 児およびその家族への介入・支援・・・ASD児の介入・支援については、自閉症の早期療育プログラム研修を受講し、認定セラピストの資格を取得するためにスーパーバイズを受けながらASD診断を受けた3歳の2児に対し週1回のセラピー、家族への助言を行った。
(4)保健師の発達障害に関する知識の普及・・・市の保健師に対しPARS-TRなどのスクリーニングを自立して行えるよう、またスクリーニング項目を通じて発達障害児の特徴を的確にキャッチできるように講習会を行い知識の普及に努めた。
なおデータ解析ではMABC-2とWISC-IVの相関関係を調査し、粗大運動や微細運動の不器用さが視覚的な推理判断力や単純作業を素早く正確に行う力など知能にも影響する可能性があることを確認した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

自閉症スペクトラム障害(ASD)を直接観察可能な項目を抽出する基礎となる自閉症診断面接改訂版(ADI-R)、自閉症診断観察検査(ADOS)、DISCOなどのスクリーニングツール、本人に対しての知能検査(WISC-IV)、運動検査(MABC-2)を使用し5歳児のデータを述べ80名以上蓄積した。3歳児健診でもPARS-TRの短縮版を用いてスクリーニングを行っており、更なるデータ蓄積がなされている。
ASD児の介入・支援については、自閉症の早期療育プログラム研修を受講し、認定セラピストの資格を取得するためにスーパーバイズを受けながら2児に対しセラピー・助言を行った。
市の保健師に対しPARS-TRなどのスクリーニングを通じて発達障害児の特徴を的確にキャッチできるように講習会を行い知識の普及に努めた。

Strategy for Future Research Activity

自閉症スペクトラム障害(ASD)を直接観察可能な項目を抽出する基礎となる自閉症診断面接改訂版(ADI-R)、自閉症診断観察検査(ADOS)、DISCOなどのスクリーニングツール、本人に対しての知能検査(WISC-IV)、運動検査(MABC-2)を使用し5歳児および3歳児のさらなるデータ蓄積を行う。
蓄積したデータから直接観察可能な項目の抽出を行う。
ASD児の介入・支援については、認定セラピストの資格取得を続けながらASD診断を受けた乳幼児へのセラピーを行っていく。
市の保健師に対し発達障害児の特徴をさらに的確にキャッチできるように講習会や意見交換をを行い知識の普及に努める。

Causes of Carryover

健診など地域でのデータ収集を優先したため国内、または国際学会発表などに行く回数が少なかった。使用した検査用具はすでにある用具を使用する機会が多かった。

Expenditure Plan for Carryover Budget

蓄積データを解析し、その時点で得られた解析結果を発信するために学会発表を多く行う、さらに必要が応じた検査のスキル習得のための研修に参加する、データ解析に必要な統計ソフト等の購入に用いる、研究を円滑に遂行するための人員を雇用する。

  • Research Products

    (5 results)

All 2016

All Journal Article (4 results) (of which Peer Reviewed: 2 results,  Open Access: 1 results) Presentation (1 results)

  • [Journal Article] 5歳児発達健診における発達障害の疫学2016

    • Author(s)
      斉藤まなぶ、吉田恵心、坂本由唯、大里絢子、足立匡基、安田小響、栗林理人、中村和彦
    • Journal Title

      日本生物学的精神医学会誌

      Volume: 27 Pages: 60-64

  • [Journal Article] ASSQ短縮版の5歳児適用における妥当性2016

    • Author(s)
      足立匡基, 高柳伸哉, 吉田恵心, 安田小響, 大里絢子, 田中勝則, 増田貴人, 栗林理人, 斉藤まなぶ, 中村和彦
    • Journal Title

      児童青年精神医学とその近接領域

      Volume: 57 Pages: 603-617

    • Peer Reviewed
  • [Journal Article] 5歳児健診の現状と課題(解説/特集)2016

    • Author(s)
      斉藤 まなぶ, 吉田 恵心, 高柳 伸哉, 安田 小響, 足立 匡基, 大里 絢子, 中村 和彦
    • Journal Title

      児童青年精神医学とその近接領域

      Volume: 57 Pages: 254-260

  • [Journal Article] Psychometric properties of the Japanese ADHD-RS in preschool children2016

    • Author(s)
      Nobuya Takayanagi, Satomi Yoshida, Sayura Yasuda, Masaki Adachi, Ayako Kaneda-Osato, Masanori Tanaka, Takahito Masuda, Michito Kuribayashi, Manabu Saito, Kazuhiko Nakamura
    • Journal Title

      Research in Developmental Disabilities

      Volume: 55 Pages: 268-278

    • DOI

      10.1016/j.ridd.2016.05.002

    • Peer Reviewed / Open Access
  • [Presentation] 某市5歳児発達健診から見た運動機能と認知機能の関係2016

    • Author(s)
      大里絢子、斉藤まなぶ、坂本 由唯 、吉田 恵心 、高柳 伸哉、足立 匡基 、安田 小響 、田中 勝則、増田 貴人4、栗林 理人 、中村和彦
    • Organizer
      日本児童青年精神医学会
    • Place of Presentation
      岡山コンベンションセンター(岡山県岡山市)
    • Year and Date
      2016-10-27 – 2016-10-29

URL: 

Published: 2018-01-16  

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