新規学卒採用における「能力」概念の構成――相互行為と社会意識の分析

2020 Fiscal Year Research-status Report

• Project/Area Number: 16K17414
• Research Institution: Tokyo Seitoku University
• Principal Investigator: 堤 孝晃 東京成徳大学, 人文学部, 准教授 (10734642)
• Project Period (FY): 2016-04-01 – 2022-03-31
• Keywords: 面接

Outline of Annual Research Achievements

質・量の新規調査を予定していたが、新型コロナウイルスの蔓延によって全面的に延期している。文献調査に切り替え始めているが、今年度は実質的に新規の研究実績を作ることはできなかった。

Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

新型コロナウイルスの蔓延状況を受け、予定していたインタビュー調査および質問し調査を実施できなかった。状況は、去年度から大きな変更はない。
質的調査については、調査対象者との密接・密閉された空間での実施が必須となり、感染のリスクを鑑みて調査を見送った。また、調査対象企業が新型コロナウイルス蔓延への業務対応の必要から多忙となり、協力を得られない。
質問紙調査については、社会状況が通常とは状況が大きく異なるため、本年度の就職・採用活動についての調査を行っても、調査目的に照らし意義のあるデータを取得することが難しいことが予想された。

Strategy for Future Research Activity

このまま状況が変わらず新規調査が難しい場合、文献調査に切り替えた上で、最大限の成果を目指すしかないと思われる。その場合には研究規模を縮小し、使用しなかった研究費は返還する予定である。

Causes of Carryover

予定していた調査が実施できなかったため