2018 Fiscal Year Annual Research Report
Exploring laser settings and molecular mechanisms of subthreshold retinal photocoagulation for diabetic macular edema
Project/Area Number |
16K20305
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
荒木 章之 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20724652)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 糖尿病黄斑浮腫 / 閾値下網膜光凝固 |
Outline of Annual Research Achievements |
1)ヒト網膜色素上皮細胞細胞シートを用いた、SLTによるDME改善の機序と、関与するサイトカインの同定 ヒト網膜色素上皮細胞プライマリーカルチャーであるHRPEpiC(コスモ・バイオ社)にSLTレベルのレーザー照射(スポットサイズ200um, パワー 50 - 100 mW, 照射時間 10 - 30 msec)を行ったのち、mRNAを回収し、炎症性サイトカイン、HSP-70関連の各種サイトカインの発現の変化について検討したが、引き続き続行中である。 2)DME患者に対するSLT治療の具体的な方法の確立 糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症による黄斑浮腫24例24眼に対して、パターンスキャンレーザー装置Vixi MC-500(ニデック社)を用いてSLT治療(PS-STLT) を行った。 術前、術後1か月、2か月、3か月の最高矯正視力、OCTによる中心窩網膜厚(CMT)、黄斑部体積(TMV)の測定を行い、PS-STLTによる黄斑浮腫治療の有効性についてInternational Journal of Ophthalmology and Clinical Researchにて報告した。
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Research Products
(1 results)