2019 Fiscal Year Research-status Report
全身浴との比較による手浴が心身へ及ぼすリラクセーション作用の検証
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16K20738
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Research Institution | Mukogawa Women's University |
Principal Investigator |
山口 晴美 武庫川女子大学, 看護学部, 助教 (00750506)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 手浴 / 全身浴 / 温熱作用 / リラクセーション |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年3月に、若年女性を対象として実施した予備実験の結果について、「手浴が全身浴の代用となる可能性の検証-表面皮膚温の変化および温度感覚・快適感覚から-」というテーマで手浴と全身浴の温熱作用に着目し論文にまとめ掲載された。その論文で示唆された、「手浴の温熱作用は快適さをもたらす」という結果を踏まえ、本科研のテーマである「全身浴との比較による手浴のリラクセーション作用の検証」について解析を行い、論文投稿を行い2020年3月にHealth and Behavior Sciencesに掲載された。現在は健康高齢者を対象として実施した本実験の結果について解析を進めている。しかし、若年女性を対象とした予備研究の結果から、手浴や全身浴の実施中~実施直後の循環変動が身体的にも心理的にも対象者にもたらすリラクセーション作用に影響を及ぼす可能性が示唆された。この結果を踏まえて、予備実験の結果についても、手浴や全身浴の実施中~実施直後の循環変動に視点を当てて解析を行い、結果を学会発表や論文投稿で公表していきたいと考えている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
予備実験と本実験を実施しその結果を学会発表や論文投稿を行っている。研究結果をまとめ公表しているため、おおむね順調と考える。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は健康高齢者を対象とした本実験の結果の解析を進め学会発表や論文投稿で公表していきたいと考えている。。しかし、予備研究の結果より、温浴実施中~実施直後の循環の変動がリラクセーション作用に影響を及ぼす可能性が示唆された。この結果を踏まえ、予備実験の結果についても、温浴実施中~実施直後の循環変動という新たな視点で解析を行い、結果を学会発表や論文投稿で公表していきたいと考えている。
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Causes of Carryover |
2020年3月に投稿論文が掲載される予定である。この論文の掲載にかかる費用の支払いが2020年度になる。そのため次年度使用額が生じた。
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Research Products
(1 results)