• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2016 Fiscal Year Research-status Report

高齢者ショートステイ施設における看護・介護連携による急変時対応の検討

Research Project

Project/Area Number 16K20812
Research InstitutionGunma University of Health and Welfare

Principal Investigator

横山 詞果  群馬医療福祉大学, 看護学部, 助教 (30642467)

Project Period (FY) 2016-04-01 – 2018-03-31
Keywords高齢者ショートステイ / 急変時対応 / 看護介護連携
Outline of Annual Research Achievements

在宅療養の推進に伴い、介護ニーズと医療ニーズを併せ持つ在宅高齢者は増加している。本研究の目的は、在宅療養高齢者とその家族を支援する高齢者ショートステイ施設に焦点を置き、ショートステイ施設における看護職・介護職の急変時対応の現状を明らかにすることである。その研究成果により、看護職・介護職の円滑かつ安全な急変時対応の在り方を検討するものである。
初年度(H28年度)は、関連学会、講演会、研修会の参加を通し情報収集を実施した。また、「ショートステイ施設」「看護介護連携」「高齢者介護施設」の文献の検討を実施し、その結果から、アンケート調査項目・内容およびインタビューガイドの内容・表現について再検討を実施した。加えて、高齢者ショートステイ管理業務のある経験者、介護教育課程の教員とともに内容を最検討し、調査項目の妥当性が確保できるよう修正につとめた。作成したアンケート調査内容およびインタビュー調査内容のパイロットスタディを実施し、内容の修正を実施した。その結果、アンケート項目は、(1)施設利用者の特性、(2)施設スタッフ特性および勤務状況、(3)急変時対応の方法とした。インタビューガイドは、施設スタッフ(看護職・介護職)を対象に、(1)急変時対応時の施設内看護・介護連携の現状、(2)急変時対応に抱く思い、(3)急変時対応の困難点と課題、とした。現時点までで4施設のショートステイ施設長へアンケート調査を実施し、ショートステイスタッフ(看護・介護職)からは12名よりインタビュー調査への協力が得られた。次年度は、さらに施設数および協力者からのデータを蓄積し、施設特性、利用者・スタッフ特性および勤務状況別にデータの分析をすすめていく予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

調査内容の検討および修正、さらに倫理審査会の申請・承認に時間がかかったため、調査実施が遅れた。また、感染予防のための施設一時閉鎖や施設スタッフの研修等により調査日程を最調整する必要があった。今後は、調査対象施設との連絡を密にし、また自身の業務スケジュールを見直し、施設との円滑な調整につとめていく。

Strategy for Future Research Activity

アンケート調査およびインタビュー調査対象者の人数を増やし、データ数を重ねていく。収集したデータは、施設特性、利用者・スタッフ特性および勤務状況別にデータの分析をすすめていき、高齢者ショートステイにおける急変時対応の在り方を検討する予定である。

Causes of Carryover

研究調査のデータ収集が遅れ、当初計画より達していない。そのため、アンケートおよびインタビュー調査を継続し、データを蓄積していく必要がある。そのためにかかる交通費や謝礼金、文房具に充てる必要がある。

Expenditure Plan for Carryover Budget

H28年度からの継続調査のため、データ蓄積のための交通費、謝礼金に使用する。さらに、広く情報収集のため、図書や文献の購入を検討している。また、研究成果発表・準備、交通費に使用する予定する予定である。

URL: 

Published: 2018-01-16  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi