2020 Fiscal Year Annual Research Report
Comparative Empirical Research on the Context for Protests Across Asia and Latin America
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16KT0042
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
岡田 勇 名古屋大学, 国際開発研究科, 准教授 (00650649)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村上 勇介 京都大学, 東南アジア地域研究研究所, 教授 (70290921)
西川 由紀子 名古屋大学, 国際開発研究科, 教授 (70584936)
日下 渉 名古屋大学, 国際開発研究科, 准教授 (80536590)
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Project Period (FY) |
2016-07-19 – 2021-03-31
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Keywords | 抗議行動 / 地域間比較 / ボリビア / カンボジア / モンゴル |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は、本研究課題の最終年度にあたり、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴って延期されていた国際学会での報告などを行った。2020年7月に予定されていた国際社会学会フォーラム(International Sociological Association Forum)および国際政治学会(International Political Science Association)大会がいずれも延期され、前者については2021年2月に、後者については2021年7月に延期となった。前者については、2021年2月に2つの報告を行うことができ、後者については本年度中には完遂しないことが明らかとなった。なお後者についてもオンラインでの開催が決定していることから、参加費以外の費用負担は発生しないため、今年度で研究機関を一旦終了する方針を取った。 すでにサーベイ結果は分析を進めており、調査対象となったボリビア、カンボジア、モンゴルについての事例背景を深める作業が必要となったため、関係する図書などの文献を入手し、合わせて分析に必要なPCを購入した。これらを用いることで、2021年2月の学会報告の準備を有効に進めることができた。 国際社会学会フォーラムでは、Cross-Cultural Design for Measuring Protest Participation: Findings from the Survey Using Vignettes in Asia and Latin Americaと題する報告とState-Led and Movement-Led Incorporation: A Framework from Latin American Casesと題する報告をそれぞれ行った。いずれについても、さらにブラッシュアップして英語査読ジャーナルに投稿する予定である。
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Research Products
(8 results)