2008 Fiscal Year Annual Research Report
適応的ロコモーション創発のための反射と志向性の相互作用設計
Project/Area Number |
17075009
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
細田 耕 Osaka University, 大学院・工学研究科, 准教授 (10252610)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
辻田 勝 大阪工業大学, 工学部, 准教授 (20252603)
井上 康介 茨城大学, 工学部, 助教 (10344839)
田熊 隆史 大阪工業大学, 工学部, 講師 (40437372)
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Keywords | 移動知 / ロコモーション / 適応 / 反射 / 志向性 |
Research Abstract |
(1)2関節筋を持つ2次元跳躍ロボットによる下肢筋肉の機能の構成的理解 昨年度試作した二関節筋を持つロボットを改良し, そのロボットを用いて,(1)静止状態から飛び上がる実験,(2)空中から着地する実験,(3)継続的に跳躍する実験など, 跳躍に関する基礎的な実験を行い, 二関節筋の役割などを確かめた. (2)四脚ロボットにおける胴体の可変剛性と歩行安定性に関する考察 ロボットの体幹の関節に空気圧アクチュエータを用いて, 空気圧を変化させることにより体幹の剛性を変化させ, ウォークとトロットパターンにおける歩行の体幹の剛性の相違による安定性の相違を数値シミュレーションおよびハードウエア実験を通して検証した. その結果, それぞれのパターンにおいて, 歩行運動が安定となる体幹の剛性が個別に存在することが明らかとなった. (3)ヘビの筋骨格系を模倣するヘビ型ロボットの構築と制御・生体ヘビの観察 ヘビ型ロボットにおける適応運動を実現するために必要となるセンサの開発, 実現した生物模倣型ヘビ型ロボットの柔軟性が持つ運動性能への影響の解析, および生体のヘビを用いた運動の計測を行った.
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Research Products
(15 results)