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2005 Fiscal Year Annual Research Report

超高精細4K映像による脳基幹部活性化とその感性効果

Research Project

Project/Area Number 17300077
Research InstitutionNational Institute of Multimedia Education

Principal Investigator

仁科 エミ  独立行政法人メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (20260010)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 前川 督雄  四日市大学, 環境情報学部, 教授 (80387927)
田中 健二  情報通信研究機構, 総合企画部国際連携室, 主任研究員 (80280551)
Keywords4K映像 / ハイビジョン / 脳波α波 / 生理活性物質 / 超広帯域音響
Research Abstract

この研究では、次世代デジタルシネマ規格として標準化が進められている4K映像(水平方向画素数約4000、垂直方向画素数約2000、800万画素クラスの精細度)と、視聴者との生理学的適合・不適合を評価することを目的とする。初年度にあたる今年度は以下の研究を行った。
1.4K映像試料の開発
ハイビジョンの4倍の精細度を有するQHD方式の映像撮影システムを用いて、高密度・高輝度の美術品を撮影した。編集環境を整備し、評価用4K映像プロトタイプを編集した。編集した4K映像の精細度を低下させる処理をおこない、通常のハイビジョン程度の密度の映像素材を作成し、対照実験を可能にした。また、映像と音響との相互作用を検討するために、音響についてもSACDレベルの広帯域音声と、その帯域をCDと同等程度に狭帯域化させたものとの2種類を用意し、映像と同期して再生可能にした。
2.高密度映像音響情報が人間に及ぼす影響の脳波による検討
実験環境を構築し、作成した2種類の評価用映像と2種類の音響とを組み合わせて呈示して、視聴中の被験者の脳波を脳波テレメータで計測した。その結果、4K映像を呈示中の脳波α波ポテンシャルの方が統計的有意に高いことを見出した。また、映像と音響との相互作用を検討し、映像密度以上に音響密度が顕著な生理的影響を及ぼすことを見出した。
3.高密度映像音響情報が人間に及ぼす影響の生理活性物質による検討
映像音響試料を呈示して血液を採取し、その中に含まれる微量の生理活性物質について分析を行うための実験プロトコルの高度化を行った。

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Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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