2007 Fiscal Year Annual Research Report
国際間の3大学以上を結ぶ多数地点間での同時双方向遠隔授業の実証実験
Project/Area Number |
17300275
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
永岡 慶三 Waseda University, 人間科学学術院, 教授 (90127382)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西堀 ゆり 北海道大学, 国際広報メディア研究科, 教授 (70109403)
植野 真臣 長岡技術科学大学, 工学部, 准教授 (50262316)
赤倉 貴子 東京理科大学, 工学部, 教授 (80212398)
田中 健二 情報通信研究機構, 総合企画部, 主任研究員 (80280551)
山本 裕一 北海道大学, 情報基盤センター, 助手 (10240128)
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Keywords | 遠隔教育 / 異文化コミュニケーショ教育 / 国際ブロードバンド回線 / JGN2 / 同時双方向遠隔授業 |
Research Abstract |
研究代表者は本科研プロジェクト以前にも、文部科学省科学研究費補助金による同時双方向遠隔授業に関する研究を13年間に亘り行ってきた。 この間、情報通信技術ICTは大きく進歩した。しかし、教育に携わる人間は教員も、ネットワーク技術者も、受講者も、観察者も、十分な経験とそれより抽出されたノウハウとを蓄積したとは言い難い。手段は得たが文化の形成には至ってないというのが、正直な感想である。ただ、4ケ国・4大学による国際間同時双方向遠隔授業については、経費・人手の投入に対して得られる機能と扱いやすさな生どから、【トリプルフォー方式】を標準とすべきという感を得ている。 すなわち、トリプルフォー方式とは、多数サイトがスクリーン上に同時参加するためには、長方形であるディスプレイ画面を4分割して、ぴったりおさまる4サイト(4ケ国・4大学)が無駄の無い組合せである。これを4ケ国・4大学・4分割画面の「トリプルフォー」方式と呼んでいる、無論、3サイト(3ケ国・3大学)で4番目にBBS画面等にすることも考えられるが、通常の大学教員には運用上の負担となる場合があり、これまでの経験から平易なトリプルフォーの方式が安定感にまさる。 また、国際間同時双方向遠隔授業のためのコンテンツ内容に関しては、語学教育、異文化コミュニケーション教育がまずはもっとも適しており、本科研プロジェクトにおいても多くの実験がなされている。今後、多くの参加者を得て実績を蓄積し、単位互換可能な正規の授業の中で多くの授業コンテンツが実用化されていくことを祈念するものである。
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Research Products
(10 results)