Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡田 英樹 立命館大学, 文学部, 教授 (00030172)
下村 作次郎 天理大学, 国際文化学部, 教授 (20148670)
野間 信幸 東洋大学, 文学部, 教授 (80246769)
権 純哲 埼玉大学, 教養学部, 教授 (80253178)
飯塚 容 中央大学, 文学部, 教授 (60151239)
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Research Abstract |
1)関資料の発掘,収集,整理とデータベース化本研究にとって一次資料,関係資料の発掘,収集,整理は最も重要な作業のーつである。本年度も,前年度同様こ当初の研究計画に従い,一次資料,関係資料の発掘,収集に努めた。その結果,これまで日本国内にはなかった<文化>等,中国人日本留学生が関係した雑誌をマイクロフィルムのかたちで入手することが出来た。また,メンバーがそれぞれ中国,一台湾に赴き,「満州」からの留学生関係資料など,これまで日本国内にはなかった一次資料の発掘,収集を行った。資料はすべて埼玉大学に集中し,現在も整理,データベース化が進行中である。我々は,データベベース化を終えたものについては,『1920-40年代中文稀観雑誌目録(附著者別索引)・第3輯』,のかたちで公開す尽く,準備を進めているところである。我々は,今後も資料整理とデータベース化を進め,成果を公表る予定である。2)研究者間のネットワーク化今年度も全メンバー,研究協力者に呼びかけた公開の第6回研究会(報告者・立命館大学・岡田英樹「「満州国」文学研究の現状について」)を10月19日に開き,併せて,最終的な研究の取りまとめ,最終年度後の研究体制のあり方などについて話し合った。これによって,今後の研究協力の維持とその体制について大きな「足掛かり」を得,最終年度後も研究体制を保持し得る研究者間のネットワーク化を基本的に確立することが出来た。我々は今後も内外の研究者,研究協力者と緊密な連携を図りながら,本研究課題に関する研究を進展させて行ぎたいと考えている。
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