Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
安原 義仁 広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (00093823)
黄 福涛 広島大学, 高等教育研究開発センター, 教授 (60335693)
大場 淳 広島大学, 高等教育研究開発センター, 准教授 (50335692)
杉本 和弘 東北大学, 大学評価・学位授与機構・評価研究部, 准教授 (30397921)
成定 薫 広島大学, 総合科学部, 教授 (50110466)
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Research Abstract |
1.各国の学長団体・専門職団体・調整機関の調査 大学・学長団体,機能的連携機関(入試,大学事務),政府調整機関(質評価機関,地域間調整機構),国際機関等の調査として、田中がイギリス,渡辺が韓国,黄が中国,杉本がオーストラリアを訪問し、インタビューや資料収集を行った。 2.研究会の開催と発表 シンポジウムの開催準備を含め,4回の研究会を開催した。これらの研究成果として,大学団体の国際的動向に関し,中央教育審議会大学分科会制度・教育部会において報告したほか,第44回日本比較教育学会に発表予定である。 3.大学団体の機能・役割に関する国際シンポジウムの開催 昨年度からの繰越経費も活用し,アメリカからゲーリー・ローズ教授(アリゾナ大学)を招聘し,4月24日に国際セミナーを開催し,高等教育の市場化におけるガバナンスの課題について検討した。 また,8月7日にイギリスから,ウィリアム・ロック(オープンユニバーシティ)を招聘し,日本私立大学協会,大学基準協会,国立大学協会,公立大学協会,日本私立大学連盟が参加した国際シンポジウムを開催した。この成果は,報告書として公刊した。 4.大学関係団体の資料収集と目録作成 国立大学団体である国立大学長会議,各種学部長会議の資料収集を進め,目録を作成し,公刊した。また,大学団体を構成する学長の特性・キャリアを明らかにするために国立大学長の履歴資料を収集した。これらは,本研究期間中に,日本の大学団体の分析に活用し,今後さらに深めた分析を行う予定である。
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