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2006 Fiscal Year Annual Research Report

オッセオインテグレーションの喪失予知システムの開発

Research Project

Project/Area Number 17390519
Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

赤川 安正  広島大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 教授 (00127599)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 久保 隆靖  広島大学, 病院・講師 (60240876)
是竹 克紀  広島大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 助手 (50346508)
田口 明  広島大学, 病院・講師 (70243582)
Keywordsインプラント / 構造パラメータ / 口内法X線写真
Research Abstract

オッセオインテグレーションの喪失はインプラントの失敗を意味している。それゆえ、より確実なインプラント治療を広く定着させるためにはオッセオインテグレーションの喪失を事前に予測できることが極めて重要である。研究では、過大な過重負荷によりオッセオインテグレーションの喪失初期段階を実験的に惹起し、その過程で生じる皮質骨及び海綿骨の形態的変化を組織学的に評価することで、これに基づいてオッセオインテグレーションの喪失を予知できるか否かを明らかにする。これによりオッセオインテグレーショシの喪失メカニズムを解明することで、オッセオインテグレーションの喪失予測システムを開発することを目指した。
雄性ビーグル成犬12頭の両側下顎小臼歯部を抜歯し、3ヵ月の治癒期間を得た。静的荷重群および動的荷重群の2群に分けた後、左右無歯顎部にインプラントをそれぞれ3本埋入した。動的荷重群には上顎に過重負荷のためのインプラント2本埋入した。両群とも下顎最遠心に埋入したインプラントには近心に延長するカンチレバー部がデザインされた上部構造を装着した。静的荷重群では近心に埋入した2本のインプラントに過重負荷機構を付与し、それを用いて荷重を持続的に負荷した。動的荷重群では、上顎に埋入したインプラントの上部構造を0.25mm高くすることで、断続的に荷重を負荷した。それぞれを過重負荷後1ヵ月、3ヵ月で屠殺し、組織像から、静的および動的荷重による影響を評価することで、オッセオインテグレーションの喪失メカニズムを明らかにした。

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Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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