2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17530699
|
Research Institution | Seitoku University |
Principal Investigator |
木村 敬子 聖徳大学, 人文学部, 教授 (90234369)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小杉 洋子 聖徳大学, 人文学部, 教授 (30150840)
|
Keywords | 放課後子どもプラン / 放課後子ども教室 / 放課後児童クラブ / 学童保育 / 子育て支援 / 子ども・子育て応援プラン |
Research Abstract |
本研究は、少子社会の放課後児童支援の在り方を探ることを目的として、全児童を対象とした放課後学級設置の動向を調査しようとするものである。この分野の変化は大きく、平成18年12月に文部科学省の放課後子ども教室推進事業(新規)と厚生労働省の放課後児童健全育成事業を一体化させる「放課後子どもプラン」が策定された。児童の放課後についても一体化が今後進むことになる。これは私たちの行おうとする調査研究にとっては多大な影響がある。これにもとづいて、今年度行おうとしていた調査も大きい内容変更を迫られた。また自治体を対象とする調査であるので、"平成の大合併"によって調査対象の確定も変わるという事態となった。平成18年度に実施したのは次の2つの活動である。 (1)平成17年度に行ったスウェーデン調査について分析をすすめ、その結果を中国・上海市・華東師範大学で開催された国際幼児教育学会第27回大会で発表した。テーマはストックホルムの一地区における放課後児童施設について小学校教育との関連で追究した内容(小杉)、及び、放課後施設指導員の養成を行っている教育大学の教育に関する内容(木村)である。 (2)自治体対象の放課後児童のケアに関する調査実施にむけて、自治体合併をふまえて調査対象とする自治体の確定、および調査票の作成を行った。自治体は「市」、及び首都圏と近畿圏の「町」、合計982自治体とした。4月時点の合併状況を見直した後発送を行う。
|