2008 Fiscal Year Final Research Report
Representations of subgroup complexes and dimensional dual arcs
Project/Area Number |
17540040
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Algebra
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Research Institution | Tokyo Woman's Christian University |
Principal Investigator |
YOSHIARA Satoshi Tokyo Woman's Christian University, 文理学部, 教授 (10230674)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
KOBAYASHI Kazuaki 東京女子大学, 文理学部, 教授 (50031323)
OHYAMA Yoshiyuki 東京女子大学, 文理学部, 教授 (80223981)
YAMASHIMA Shigeho 東京女子大学, 文理学部, 准教授 (80086347)
ISHIWATA Makiko 東京女子大学, 文理学部, 助手 (80277095)
SUGIYAMA Masumi 東京女子大学, 文理学部, 助手 (30086368)
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Project Period (FY) |
2005 – 2008
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Keywords | 群複体 / 高次元双対弧 / 高次元双対超卵形 / 散在型単純群 / 多重可移群 |
Research Abstract |
有限単純群の特質を表すのに有効な組合せ構造は、一般化された多角形とサークル幾何などから組み立てられる。サークル幾何のベクトル空間中への表現である「高次元双対弧」のうち、最大個数のメンバーを持つものを「高次元双対超卵形」と呼ぶ。本研究では、高次元双対超卵形の構成、分類が進展した。特に、二重可移な自己同型群を持つもののほぼ完全な分類が得られ、既知の例のうち極空間に埋め込めるものも確定した。更に、2005 年以来新しい系列が発見されて盛んに研究が行われている非線形関数(偶標数の有限体上の関数のうち最も線形関数から遠いもの)が quadratic であれば、2元体上の高次元双対超卵型が構成できることを観察した。これは高次元双対超卵形が、非線形関数の研究に有効な幾何学的アプローチを与える可能性を示唆する。
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Research Products
(28 results)