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2006 Fiscal Year Annual Research Report

アジアのコロニアル式住居の成立と定着化に関する研究

Research Project

Project/Area Number 17560571
Research InstitutionToyohashi University of Technology

Principal Investigator

泉田 英雄  豊橋技術科学大学, 工学部, 准教授 (70203057)

Keywords住居史 / アジア / コロニアル
Research Abstract

今年度は以下の活動を行った。
1.データ収集
a.インドネシアのジャカルタ及びボゴール、マレイシアのペナンで、18世紀から19世紀に建設された農園住宅の探索とその実測調査を行った。
b.比較研究のために、長崎の出島を含む日本のコロニアル住宅に関する資料を収集した。
2.データの整理と分析
a.実測データから建物5棟の平面図を作成した。また写真から、立面とディテールの特徴を分析した。
b.アジアでヨーロッパ人がどのように生活していたのかを、当時の資料(旅行記、商工案内など)から分析し、生活様式を再現する。
3.研究成果のまとめ
a.日本建築学会歴史意匠委員会都市史小委員会主催の2006年度都市史研究シンポジウムにおいて、『植民地都市の内と外』と題して発表した。
4.研究の全体的進捗状況
都市史研究会シンポジウムにおいて研究成果の概略を紹介したように、ジャカルタからボゴールにかけては18世紀から19世紀にかけて建設された農園住宅が多数残っており、これらから内陸型コロニアル住宅の成立と現地定着が分析できると考えられる。また、港湾都市を経て急速に拡大していったタイプのコロニアル住宅は、現地定着は乏しかったようである。現時点におけるこの説を検討しながら、次年度には論文を投稿する予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2007

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 植民地都市の内と外 : ペナンとバタフィアを事例にして2007

    • Author(s)
      日本建築学会都市史小委員会編
    • Journal Title

      2006年度都市史シンポジウム梗概集 2006年号

      Pages: 15-18

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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