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2006 Fiscal Year Annual Research Report

定位放射線照射実験モデルによる脳傷害の画像および病理組織による検討

Research Project

Project/Area Number 17591287
Research InstitutionOsaka City University

Principal Investigator

細野 雅子  大阪市立大学, 大学院医学研究科, 講師 (00315988)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 高田 佳江  大阪市立大学, 大学院医学研究科, 講師 (60336774)
多田 卓仁  大阪市立大学, 大学院医学研究科, 講師 (30381982)
前田 光代  大阪市立大学, 大学院医学研究科, 講師 (40122080)
Keywords定位放射線照射 / 精度管理
Research Abstract

H13年度「定位放射線照射による脳傷害の画像評価の基礎的検討」において我々の構築した動物用定位放射線照射システムの検証をGafchromic filmを用いて行ってきた。Gafchromic filmを用いた検証では、フィルム自体の濃度不均一性、フィルムスキャン時のアーチファクトが測定結果に影響を与えることが以前から指摘されていた。定位放射線照射では僅かな距離で大きな線量勾配を形成するため、その検証においてフィルム濃度の不均一性、フィルムスキャン時のアーチファクトは、照射野形状の検証、あるいは辺縁線量の測定の大きな誤差の原因となりかねない。本研究においては臨床に準じた精度管理のもと、吸収線量を正確に把握することにより、定位放射線照射による神経細胞、神経線維の傷害-線量の相関について我々の日常臨床の参考となるデータの取得を目標としている。そこで今年度は、フィルムスキャン時に生じるモアレアーチファクトの除去法について検討を行った。モアレアーチファクトとはフィルムスキャン時にフィルムとスキャナの境界面に生じる光の干渉が原因とされている。我々はこのモアレアーチファクトを除去するため2つの方法を考案した。(1)フィルムとスキャナのガラスの間に干渉を起こさせないフィルターを挿入する方法(以下フィルター法)(2)フィルムをスキャナのガラスから離してスキャンする方法(以下air gap法)いずれもモアレの除去に有効であり、また吸収線量の再現性についてもいずれも2%以内と濃度特性に影響を及ぼさないと考えられた。よってこれらの方法により測定精度の向上につながると考えられた。

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Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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