2006 Fiscal Year Annual Research Report
看護系大学院修了生のための支援プログラム開発に関する研究
Project/Area Number |
17592198
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
眞嶋 朋子 千葉大学, 看護学部, 教授 (50241112)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
正木 治恵 千葉大学, 看護学部, 教授 (90190339)
佐藤 まゆみ 千葉大学, 看護学部, 助教授 (10251191)
増島 麻里子 千葉大学, 看護学部, 助手 (40323414)
柴田 純子 千葉大学, 看護学部, 助手 (80361418)
神間 洋子 千葉大学, 看護学部, 助手 (00375619)
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Keywords | 看護学 / 教育学 / 大学院教育 / 専門看護師 |
Research Abstract |
目的:本研究は前年度の成果を元に専門看護師を志向する看護系大学院修了者の支援プログラムを考案、実施、評価することとである。 1)支援プログラムの作成 ・支援プログラムは、2回のワークショップから構成され、(1)組織内における役割葛藤解決のための能力の向上、(2)コンサルテーション実践力向上、(3)大学院修了者同士の相互サポートを目的として計画された。 ・対象者募集と事前準備 看護系大学院を修了した約70名へ支援プログラム開催案内を送付し、参加者を募った。 事前準備として、参加者に事前アンケートを送付し、ワークショップの内容の吟味した。 2)支援プログラムの実施と結果 支援プログラム参加者は7名で、第1回目は、自己のコンサルテーションやCNS活動に関する課題や取り組みについて討論を行い、第2回目は、参加者から提示された3事例のコンサルテーションおよびコーディネーション課題を討論した。 3)評価 対象者からの支援プログラムに対する評価は、開催時期や回数、内容に対する意見として示され、支援プログラムの内容を更に発展させて行く必要が示唆された。またバージニア大学看護学部におけるCNS教育の情報収集により、本プログラムが修士修了後の公的なプログラムとして位置づけられることが分かり、今後、本プログラムを大学院教育に統合する方向性が見いだせた。
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