2007 Fiscal Year Annual Research Report
臨床看護実践能力を高める術前指導用Web教材開発とEラーニング活用による学習効果
Project/Area Number |
17592241
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Research Institution | Gifu University |
Principal Investigator |
高橋 由起子 Gifu University, 医学部, 助教 (90313915)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹内 登美子 岐阜大学, 医学部, 教授 (40248860)
松田 好美 岐阜大学, 医学部, 准教授 (10252149)
西本 裕 岐阜大学, 医学部, 教授 (20208234)
加藤 直樹 岐阜大学, 総合情報メディアセンター, 教授 (30252117)
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Keywords | 臨床看護実践 / 術前指導 / Web教材 / e-learning / 教育支援システム / コンピュータ教材 / 教材開発 / 学習効果 |
Research Abstract |
本研究の目的は臨床看護学における術前指導の能力を高めるためのWeb教材の開発とe-1earningによる学習形態を構築すること,およびその学習効果を検証することである。 a)開発したWindows版CAI教材(CD-ROM)をさらに充実させ,e-learningによる学習方法を取り入れ,学習者がより利用しやすいWeb教材に修正・改良する。 b)修正・改良したWeb CAIをAIMS-GIFU(Academic Instructional Media Service-GIFU)システムに取り入れe-learningよる学習形態を構築する。 c)e-learningシステムを利用し,開発した教材の学習効果を検証する。 以上の計画で進めた。 本年度は,教材内容の妥当性として,学習目標,重点項目,確認問題の妥当性を研究者らで検討した。その後,改良した教材による学習効果について,AIMS-GIFU(Academic Instructional Media Service-GIFU)システムを利用した確認テストと,技術演習後の課題レポートの分析から検証を行った。その結果は,以下の2点である。 1)自己学習による術前練習指導用コンピュータ教材での学習の効果を,AIMS-Gifuを利用した確認テストで行った結果,確認テストの全行程中の平均得点率は82.2%であり,最後の確認テストの平均得点率は92.4%であったことから,開発した術前指導用コンピュータ教材による学習効果が明らかとなった。 2)e-learningによる確認テストを実施しなかった学生へは,双方向性の教育支援システムを活用したアナウンスや自己学習への働きかけが必要であることがわかった。
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Research Products
(1 results)