2005 Fiscal Year Annual Research Report
認知行動療法を活用した褥婦への長期咀嚼指導に関する無作為化比較研究
Project/Area Number |
17592256
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Yamanashi Prefectural University |
Principal Investigator |
石田 貞代 山梨県立大学, 看護学部, 教授 (60279940)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
萩原 結花 山梨県立大学, 看護学部, 助手 (50381710)
望月 好子 東海大学, 医療技術短期大学, 助教授 (10300021)
岡 美智代 北里大学, 看護学部, 助教授 (10312729)
佐藤 千史 東京医科歯科大学, 大学院・保健衛生学研究科, 教授 (60154069)
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Keywords | 認知行動療法 / 褥婦 / 咀嚼指導 / 無作為化比較 |
Research Abstract |
Pubmedと医学中央雑誌を中心に文献検索を行い、特に重要と思われる文献を中心に収集した。また、関連する図書の購入を行った。 先行文献を基にして調査項目を検討し、調査用紙を完成させた。介入前に基本属性・生活状況について尋ねる用紙と、介入後に生活状況について尋ねる用紙、さらに、咀嚼状況を記録する用紙などである。 一方、研究への協力が得られそうな病院を3ヵ所選んで、研究計画について説明し、そのうち2つの病院の看護部から内諾を得ることができた。その後、研究協力の内諾が得られた部署と連絡を取り、研究計画について説明し、研究計画内容に関して調整を行った。 同時に、倫理委員会審査申請に関する検討を行った。具体的には、山梨県立看護大学研究倫理審査委員会に対して、研究計画書と倫理委員会審査申請書を作成して、審査を申請した。その後、倫理委員会の修正指示に従って研究計画書、調査用紙、同意書、倫理委員会審査申請書等を修正した。 対象者全員に配布するパンフレットを作成した。また、対象者のうち、介入群に配布するパンフレットを作成した。これらは、認知行動療法の技法のうち、行動強化を高めるために用いる教材である。1つは1口30回咀嚼を継続できることを意図したパンフレットであり、もう1つは、1口30回咀嚼を継続できた場合に強化子として配布するパンフレットである。これらは、研究の成果に影響する教材であるため、専門家に意見を求めながら、作成を進めたものである。
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