2006 Fiscal Year Annual Research Report
認知行動療法を活用した褥婦への長期咀嚼指導に関する無作為化比較研究
Project/Area Number |
17592256
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Research Institution | Yamanashi Prefectural University |
Principal Investigator |
石田 貞代 山梨県立大学, 看護学部, 教授 (60279940)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
萩原 結花 山梨県立大学, 看護学部, 助教 (50381710)
望月 好子 東海大学, 医療技術短期大学, 准教授 (10300021)
岡 美智代 群馬大学, 医学部, 教授 (10312729)
関根 龍子 目白大学, 看護学部, 教授 (00333261)
佐藤 千史 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 教授 (60154069)
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Keywords | 咀嚼 / 無作為化比較 / 認知行動療法 |
Research Abstract |
昨年度作成した本研究のテーマに関する研究計画書を修正した後、大学の研究倫理委員会に計画書を提出して承認を得ることができた。その後、実施施設の研究倫理委員会、施設長、看護部における承認も得ることができた。 了解が得られた施設において、計画書にしたがって、対象者に介入及び調査の目的・方法・倫理的配慮等について文書並びに口頭で説明を行い、了解を得た人を対象に、介入及び調査を実施している。介入及び調査期間が長期であるため、対象者の中で介入及び調査に同意してくださる方の割合が低い状況が続いている。 6ヶ月の介入期間とその後6ヶ月のフォロー期間を設けているが、現在は介入及び調査開始当初の対象者においては6ヶ月の介入期間を迎えようとしている段階である。 順次、データ収集を行っている。また、対象者には認知行動療法を活用した介入を行っている。データ分析は、介入前のデータとして、妊娠・分娩経過や新生児の状況、対象者の生活状況等に関して行っている。また、出産のために入院した時点での咀嚼の状況についても分析中である。さらに、出産後1、2、3、4、5ヶ月時点での介入の効果を測定したデータについても順次分析を進めている。 なお、分析が終了次第、介入の経過とその効果について学会での発表及び学会誌への投稿を行うべく、準備中である。次年度においては、プレテスト及び本調査(介入を含む)における、無作為化比較研究の有効性に関する研究結果をまとめて、学会での発表や投稿が実現できる見込みである。
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