2018 Fiscal Year Annual Research Report
パーソナルファブリケーション時代のための対話的実世界形状処理技術
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17H00752
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
五十嵐 健夫 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (80345123)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | ヒューマンコンピュータインタラクション / コンピュータグラフィクス |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、パラメータを設定することで自動的に毛のCGを生成するパラメトリックファーについて研究を行った。パラメトリックファーは、コンピュータグラフィックスでコンテンツを作成するための強力なツールである。 しかしながら、望ましい結果を得るためにファーパラメータを適切に設定することは困難である。 この問題に取り組むために、我々は例から望ましい毛皮パラメータを得るための方法を提示した。ユーザは最初に実際の毛皮の例の写真を準備する。 システムは次に、実際のファーの外観を再現するためにファーパラメータを自動的に推定する。 レンダリングされたパラメトリックファーの外観が実際のファーの外観にできるだけ類似するように、システムがファーパラメータを検索する最適化問題としてこれを定式化する。 各最適化ステップでは、既製のファーレンダラを使用して画像をレンダリングし、ディープコンボリューションニューラルネットワークの事前学習モデルを使用して画像の類似性を測定する。 我々の方法が広範囲の毛皮タイプに対して毛皮パラメータを適切に推定できることを示した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
実際に新しい手法を開発し、実験結果が出ており、順調に進展しているといえる。
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Strategy for Future Research Activity |
今後はパラメトリックファーの色の推定に取り組んでいく予定である。現在の実装では、形に関するパラメータは推定できているが、色についてはうまくいっていないため、他の手法を検討していきたい。
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Research Products
(6 results)