2019 Fiscal Year Annual Research Report
Evaluation of new technologies in mapmaking and geospatial information from human/society aspects
Project/Area Number |
17H00839
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
若林 芳樹 首都大学東京, 都市環境科学研究科, 教授 (70191723)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森田 喬 法政大学, その他部局等, 名誉教授 (60267325)
有川 正俊 秋田大学, 理工学研究科, 教授 (30202758)
瀬戸 寿一 東京大学, 空間情報科学研究センター, 特任講師 (80454502)
古橋 大地 青山学院大学, 地球社会共生学部, 教授 (90401306)
藤田 秀之 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (90431840)
伊藤 香織 東京理科大学, 理工学部建築学科, 教授 (20345078)
矢野 桂司 立命館大学, 文学部, 教授 (30210305)
村越 真 静岡大学, 教育学部, 教授 (30210032)
新垣 紀子 成城大学, 社会イノベーション学部, 教授 (40407614)
西村 雄一郎 奈良女子大学, 人文科学系, 准教授 (90390707)
鈴木 晃志郎 富山大学, 学術研究部人文科学系, 准教授 (90448655)
岡本 耕平 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (90201988)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 地図 / 地理空間情報 / GIS / 空間認知 / 地名 |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年7月に東京で開催された国際地図学会議(ICC2019)の開催支援と成果発表を念頭に置いて,以下の手順で研究を進めた。 1.補足的データ収集・分析: 各研究分担者が前年度までに行った研究を補足するための追加的な調査や実験を実施し,得られたデータの分析を継続して行った。また,サブテーマの一つとして,地理空間情報としての地名の現代的諸課題を検討した。その成果の一部は,日本学術会議の地球惑星科学委員会IGU分科会地名小委員会報告「地名標準化の現状と課題」として公開された。 2.全体ミーティング: 研究分担者全員が参加する会合は開けなかったが,各班の成果をとりまとめるための打ち合わせをICC2019の大会期間中に実施し,技術的,認知的,社会的諸課題を整理して,それらを解決するための方法や新技術の改善について検討した。 3.研究成果の発表と研究交流: 研究成果はICC2019をはじめとする内外の学会で発表するとともに,論文にとりまとめて内外の学術雑誌に投稿した。ICC2019大会では,本研究課題のメンバーが主催者を務めたほか,本研究課題に関連するテーマで招待した4人の基調講演者との間で当科研メンバー(森田,古橋,瀬戸,西村)を中心に研究交流を行った。また,ベルギーで開催された国際地図学協会(ICA)の研究部会代表者会議に若林が出席し,海外の研究者と交流して親睦を深めた。 4.アウトリーチ活動: ICC2019会場で開催された,子どもや一般参加者向けの地図展示イベントの場で,新しい地図表現技術の実例を公開した。そこで展示した地図作品の一部は,大会終了後に東京,愛媛,岐阜でも巡回展示した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
4班に分かれてサブテーマごとの研究をそれぞれ進めており、研究成果も順次発表している。2019年度の最も大きな行事であった、東京での第29回国際地図学会議(ICC2019)の開催支援と研究成果の発表、およびアウトリーチ活動は、ほぼ予定通り実施できた。
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Strategy for Future Research Activity |
研究計画に沿って4つの班ごとに分担課題について研究を進め、得られた成果を内外の学会誌などで広く公開するとともに、図書にとりまとめて出版する計画である。
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Research Products
(62 results)