2018 Fiscal Year Annual Research Report
The Development and Effectiveness of an Antenatal Parenting Education Program in Older Primiparous Couples
Project/Area Number |
17H01612
|
Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
森 恵美 千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (10230062)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岩田 裕子 千葉大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (00292566)
小坂 麻衣 千葉大学, 大学院看護学研究科, 助教 (40735429)
木村 佳代子 千葉大学, 大学院看護学研究科, 助教 (30635371)
|
Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
|
Keywords | 看護学 / 高年初産 / 出産前教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
1.高年初産婦に対する研究成果、文献検討に基づいて、高年初産婦とその夫に特化した妊娠期の看護介入プログラムを出産前両親教育として考案した。既に作成したガイドブックの要点を示したe-Learning用の映像教材を開発し、出産前両親教育をネット配信する準備をした。スマホ・ネット配信する映像教材の作成においてはモニター調査を行い、最終版(全5回の講座)を完成した。 2.ランダム化比較試験デザイン(RCT)の研究計画を立案した。本研究の実施体制のマネジメントのために、ロジスティックスを検討し構築した。 3.研究代表者の所属施設と研究協力施設の倫理審査委員会に立案した研究計画を申請し承認を得た。RCTのため、UMIN(大学病院医療情報ネットワーク)臨床試験登録システムに登録してから研究を開始した。 4.平成31年1月より、2つの研究協力施設において、研究参加者の抽出条件に合致した者に対して研究参加依頼を開始した。対照群は沐浴のe-Learning用の映像教材を受講する群である。参加同意を確認した後に、無作為に対照群、介入群に分けて、それぞれのe-Learning用の映像教材を出産前に夫婦に提供し、受講を依頼する。夫婦ともに妊娠後期受講前、妊娠後期受講後、産後1か月、産後4か月時に縦断してデータ収集をする計画である。3月中旬までに67部配布し、約3割(22組)から同意が得られ、無作為に2群に割り付けて、各々の出産前教育プログラムを配信し、出産前データを収集している。両群100組で研究参加夫婦200組確保を目指しているため、追加でもう一施設、研究協力を依頼中である。 5.システマティックレビュープロトコールもアジアに焦点を絞り、JBI Database of Systematic Reviews and Implementation Reportsに再投稿し、2019年1月30日に採択された。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の計画通り、平成31年1月より、2つの研究協力施設において、研究参加者の抽出条件に合致した者に対して研究参加依頼を開始できた。3月中旬までに67部配布し、約3割(22組)から同意が得られ、無作為に2群に割り付けて、それぞれの出産前教育プログラムを配信し、出産前データを順次収集できている。
|
Strategy for Future Research Activity |
1月から研究参加者の募集を始めたばかりであるが、2つの研究協力施設のうち1つの施設の研究参加候補者となる高年初産婦が予測より少なく、配布部数と研究参加者数が伸びていない。研究参加夫婦は両群ともに100組で全体で200組確保を目指しているため、追加でもう一施設、研究協力を依頼中である。これまでの2施設と同様に、研究参加者募集をする中で、毎月ごとに施設ごとに依頼数と研究参加者を把握する。縦断研究であるので、最後までドロップアウトしないように、研究参加者への研究依頼を丁寧にきめ細かく行う。
|
Research Products
(1 results)