2019 Fiscal Year Annual Research Report
The Development and Effectiveness of an Antenatal Parenting Education Program in Older Primiparous Couples
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17H01612
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
森 恵美 千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (10230062)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岩田 裕子 千葉大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (00292566)
木村 佳代子 千葉大学, 大学院看護学研究科, 助教 (30635371)
遠山 房絵 千葉大学, 大学院看護学研究科, 助教 (70845073)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 看護学 / 高年初産婦 / 出産前教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年1月より2研究協力施設で研究参加夫婦を募集していたが、夏よりもう1施設の倫理審査委員会の承認を得た後、研究を開始した。3研究協力施設で募集した結果、2020年3月31日までに、介入群(開発した高年初産婦に特化した看護介入プログラム「e-Learningとブックレット」を受ける群)48組、対照群(沐浴の指導e-Learningを受ける群)47組の合計95組であった。研究計画では、両群100組確保が必要であったが、研究参加者が想定よりも確保できていないため、募集を2020年12月まで延長することにした。 参加同意を確認した後に、研究参加者を研究事務局員が無作為に対照群、介入群に割り付けている。両群の夫婦に事前調査を行った後に、それぞれの出産前教育、e-Learningを配信している。妊娠末期のe-Learning配信前と配信後、産後1か月、産後4か月の合計4回の研究データ収集を縦断的に行っている。従属変数である①子育て生活準備状況と育児に対する自己効力感:夫婦両方、②蓄積疲労:産後の蓄積疲労尺度(Postnatal Accumulated Fatigue Scale):夫婦両方、③産後うつ症状:日本版エジンバラ産後うつ病自己評価票(Edinburgh Postnatal Depression Scale):夫婦両方、④母親役割の自信と母親であることの満足感は「母親役割の自信尺度」と「母親であることの満足感尺度」:褥婦のみ、⑤夫婦ペアレンティング調整尺度:夫婦両方で測定している。 出産前2回(e-Learning配信前と配信後)と産後1か月と4か月時点で縦断して4回のデータ収集を終了した研究参加夫婦は介入群25組、対照群23組、合計48組であり、回収率は各群、時期ごとで86.2~91.7%である。本年度、産後4か月まで収集できているデータの確認とデータ入力は行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究協力施設をもう一つ増やして研究参加者募集をしているが、参加登録する研究参加者数が予定よりも少ないため。
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Strategy for Future Research Activity |
現在の3つの研究協力施設で引き続き、2020年12月末まで参加者募集を行い、研究参加者のドロップアウトを引き続きできるだけ少なくして、研究参加者を確保する。
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Research Products
(3 results)