2020 Fiscal Year Annual Research Report
The mechanism of population dynamics in small-scale communities of present Laos
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17H01633
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
横山 智 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (30363518)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森木 美恵 国際基督教大学, 教養学部, 上級准教授 (00552340)
佐藤 廉也 大阪大学, 文学研究科, 教授 (20293938)
中澤 港 神戸大学, 保健学研究科, 教授 (40251227)
白川 千尋 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (60319994)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | ラオス / 人口動態 / 再生産 / 生業 / 小規模社会集団 |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年2-3月にかけてラオス中部サワンナケート県セポン郡の焼畑集落において、生活時間配分・土地利用・生業の変化について現地調査を実施したと同時に,生活時間配分と土地利用変化の関係の分析を行った。その一部の成果は,国際誌や国際学会における発表も行った。また、ラオス北部ルアンパバーン県ムアンゴイ郡の集落における、全世帯生業調査と焼畑作業の参与観察調査を実施した。しかし2020年3月以降は、COVID-19のパンデミックにより海外渡航ができなくなり、ラオス現地調査ができなくなった。 その間、本科研の研究対象村落としたラオス中部の焼畑集落とラオス北部農村の人口移動の実態、生業活動、保健衛生、再生産に関する調査データの分析し、複数の国際学会でのオンライン発表、そして論文投稿を実施した。また、日本地理学会のオンライン査読学術誌であるe-journal GEOで特集「ラオス小規模社会集団の人口変動と生業変化」を提案して編集委員会で認められたため、前文論文と5本の調査報告論文のの論文執筆を行った。また、並行してこの科研で得られた研究成果を海外に発信するために、英語書籍として刊行することを計画しており、そのための原稿を執筆した。 そして2022年度の後半になってCOVID-19のパンデミックに収束の兆しが見え始めたため海外渡航ができるようになったため、2023年2-3月にかけてラオス中部サワンナケート県セポン郡において生業活動に関する調査、そしてラオス北部ルアンパバーン県ムアンゴイ郡において環境と健康に関する調査、家族計画に関する調査、人口動態に関する補足調査を実施することができた。これらの調査結果は英語で刊行する書籍、また今後に投稿を予定している学術論文に反映させる。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(27 results)