2020 Fiscal Year Annual Research Report
近世・近代のヴラーフ人の移動と集団形成に関する基礎的研究:バルカン・中欧・新大陸
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17H02405
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Research Institution | Hitotsubashi University |
Principal Investigator |
秋山 晋吾 一橋大学, 大学院社会学研究科, 教授 (50466421)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
戸谷 浩 明治学院大学, 国際学部, 教授 (00255621)
木村 真 日本女子大学, 文学部, 研究員 (20302820)
松浦 真衣子 高知工業高等専門学校, ソーシャルデザイン工学科, 准教授 (40737235)
山本 明代 名古屋市立大学, 大学院人間文化研究科, 教授 (70363950)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | ヴラーフ人 / ギリシア / バルカン / 中欧 |
Outline of Annual Research Achievements |
当初4年計画であった本研究プロジェクトの最終年度であった2020年度から2022年度途中まで、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)のパンデミックの影響で、研究代表者、研究分担者、研究協力者によるヨーロッパ諸国での現地調査を行うことが一切できなかったため、研究期間を最終的に2年間延長しつつ、オンライン研究会の開催および日本国内での文献調査によって研究をすすめた。 オンライン研究会は、2020年度に2回(2020年7月、2021年2月)、2021年度に3回(2021年6月、11月、2022年3月)、2022年度に1回(2022年7月)開催し、ヴラーフ研究動向および個別研究報告を実施した。研究報告題目は以下の通り。秋山晋吾「18-19世紀転換期ペシュトのギリシア人とヴラーフ人とセルビア人」(2021年2月)、早坂由美子「ヴラーフの高地集落を都市史的に検討する手がかり」(2021年6月)、松浦真衣子「キクラデス諸島のカトリック教徒-聖母像、国民国家、地域文化のつながり」(2021年11月)、山本明代「ヴラーフ・アイデンティティをめぐるポリティクスとディアスポラ・コミュニティ」(同)、山崎信一「セルビア東部の「ヴラフ」をめぐって」(2022年3月)、香坂直樹「(チェコ)スロヴァキアの地域・国民アイデンティティと「ヴラーフ」」(同)、戸谷浩「近世ハンガリーにおいて“ヴラーフ”とは誰であったのか?」(2022年7月)。 東中欧諸国での文書館・博物館調査は、2022年度末(2023年2月~3月)に、分担者・協力者がブルガリア、ギリシア、セルビア、クロアチア、チェコ、スロヴァキアで実施した。 本研究プロジェクトの成果は、「ヴラーフ研究の動向」「ヴラーフ研究の展開」の2部構成の論文集として刊行予定であり、研究会での報告を基にした論文原稿のとりまとめが進んでいる。近年中の刊行を目指している。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(3 results)