2020 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17H02531
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Research Institution | Research Institute of Economy, Trade and Industry |
Principal Investigator |
張 紅詠 独立行政法人経済産業研究所, 研究グループ, 上席研究員 (80707878)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
千賀 達朗 慶應義塾大学, 経済学部, 准教授 (80795237)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 不確実性と企業 / コロナショック / 国際生産ネットワーク |
Outline of Annual Research Achievements |
科研費と経済産業研究所の支援を受けて2回行った「企業の事業計画と予測に関する調査」(2017年と2020年)をパネル化し、調査結果の一部に加え、新型コロナウイルスの感染拡大が企業の主観的不確実性に与えた影響に関する分析結果をまとめた論文は、2020年10月にRIETIディスカッション・ペーパーとして発表されました。タイトル:"Measuring Business-Level Expectations and Uncertainty: Survey Evidence and the COVID-19 Pandemic" ウエブ:https://www.rieti.go.jp/jp/publications/summary/20100009.html 本論文はCOVID-19を対象とするJapanese Economic Review特集号に招待され、2021年8月上旬(JER 2021 No.3を予定)に出版される予定です。
また、政府統計の集計データとミクロデータを用いて次の論文を執筆しました。(1)コロナショックが国際生産ネットワークに与えた影響について、"The Impact of COVID-19 on Global Production Networks: Evidence from Japanese Multinational Firms"(RIETIディスカッション・ペーパー, 2021年3月)を発表しました。(2)不確実性下における企業の情報取得と価格設定について、"Information Acquisition and Price Setting under Uncertainty: New Survey Evidence"(RIETIディスカッション・ペーパー, 2020年10月)を発表しました。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(16 results)